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119.おかしい(ユニ) -ちづ- ページ22

(ユニ)

オンニが、おかしい。


RW「そう?」

ユニ「…。」

RW「僕はあんまり感じなかったけど。ユニヌナがそう思うなら、そうかもね。」

ユニ「どうなんだろう。なんとなく、そう思うんだよ。」

RW「最近ウキウキしてるなーとは思うけど。」

ユニ「そうなんだけど、ウキウキしてたのに…。」

RW「元気ないの?」

ユニ「ここ2,3日ね、ちょっと。おかしいんだよ。元気がないっていうか、おかしい。」

RW「違和感があるんだね。」

ユニ「…。」

RW「ヌナ?」

ユニ「ん?」

RW「せっかく二人きりなのに、Aヌナのことばっかり考えるとヤキモチ妬いちゃう。」

ユニ「…。」

RW「あはっ。照れた(笑)」

ユニ「恥ずかしいよ、もう。」


リョウクは少しだけ私を抱き寄せて。
じっと私の目を見る。


こうして触れるのも、ずいぶん自然になった。
背中を押してくれたオンニのためにも。
この恋を大事にしたい。


大事にしたい、けど。


ユニ「はい、時間切れ。」

RW「えー。」

ユニ「ダメ。もう休憩終わるから行かなくちゃ。」

RW「もー。仕事熱心なんだから(笑)」

ユニ「オンニの一番弟子だからね(笑)」


そこはきっちりと線引きしないと。
職場恋愛って、危ない。


仕事に戻ると、オンニがバタバタと走ってどこかへ行って。

ユニ「オンニ?!どうしたんですか?」

聞こえなかったのか、そのまま走って行って。
そばにいたソンミンが、

SM「なんか小物が足りないって言って血相変えて飛び出したよ。」

心配そうに私に告げる。


ユニ「小物?どんな?」

SM「キュヒョンがつける指輪?」

ユニ「え、ここにありますけど。」

SM「え?」

ユニ「オンニに指示をもらって私が…、ああ、電話しないと。」

オンニに電話をかける。
私のそばの、まさに指輪を置いたケースの隣で、オンニの電話が鳴る。

SM「ふ(笑)」

ユニ「探してきますね!」

SM「僕も行くよ。心当たりは?」

ユニ「昨日チェック作業した第二会議室と、衣装部屋です。」

SM「OK、じゃあ会議室に回るね。」

ユニ「すみません…。」

申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
もう!
こんなときにジホがいれば。


ジホは今違うチームに貸出されていて。
あと2日帰ってこない。
いつもより人数が一人少ないから、って。
昨日あんなに念入りにチェックしたのに。




オンニはやっぱり、少しおかしい。

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舞桜(プロフ) - 素敵な作品に出会えた事が嬉しいです。これからも書き続けてください。 (2015年11月29日 13時) (レス) id: 03ef754c9c (このIDを非表示/違反報告)
井上よじゃ(プロフ) - 全然気づかず…恐ろしくお返事が遅くなりまして申し訳ありません!!(土下座)いたわりのお言葉ありがとうございます!今回の連載はいい思い出になりました♪共同執筆はなかなか難しいですが、気分はいつも2人で一つ、でこれからも頑張ります♪ありがとうございます! (2014年11月29日 23時) (レス) id: cae000c27e (このIDを非表示/違反報告)
ちづ(プロフ) - あかねさん» こんにちは、ありがとうございます♪完結まで・・待ちたい・・(汗)すみません〜、私のせいでずいぶんお待たせしましたね(><)呆れず読みに来てくださって本当にありがとうございます!最近は企画する時間もなくて・・申し訳ない(汗)当面、自分の連載がんばりますww (2014年6月22日 9時) (レス) id: dd0328dcfc (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - お二人の単独作品も大好きですが、新たな企画ものをこっそり期待しています。いつも素敵な作品をありがとうございます(^^) (2014年6月18日 22時) (レス) id: c6e7bfcddb (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 連載お疲れさまでした!お二人のチームプレイは抜群ですね。私は完結まで待って一気読みしたいタイプなので最終章は目次を見ながらワクワクしていました。改めて、もう一度最初から熟読して楽しみます~(^.^) (2014年6月18日 22時) (レス) id: c6e7bfcddb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちづ・よじゃ | 作者ホームページ:http://aojirushi.net/  
作成日時:2013年2月26日 23時

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