膝枕と下心(6/8) ページ48
深呼吸を何回もして、ヌナの番号を呼び出す。
ヌナの部屋の前。
・・あっちこっちに彼女がいて、
・・本気になりそうならさくっと断って、
・・ゴネる女の子にはお決まりのおでこにちゅ(←)、
とか、思われてたらどうしよう。(←)
そんなんじゃないんだ。
そんなこと、全然ないのに。
なんかイメージ?で。
そういう風に思われがちだから。
つらかったね、なんて、
そんな風に言葉をかけてくれたんだし、
きっと変な誤解はしてない・・と思うんだけど・・
どうしても、
ちゃんと、もう一度、話をしたくて。
ヌナの部屋をたずねた。
出てきたヌナは、
明らかにシャワーのあと、で。
洗ったばかりの髪をおだんごに結んでかわいい。
さらに
・・まさかの、ショートパンツ。
会うまでの間もドキドキしてたけど、
もう、ドキドキどころの騒ぎじゃない。
僕のバカ。
夜中に女性の部屋を訪れて。
こんな・・
失礼にもほどがある・・凹
どぎまぎして。
ヌナの顔が見れなくて。
もう、
なんて言っていいかもわからずに、困ってたら、
ベッドに腰掛けたヌナが不意にこっちを向いて、
「・・どうぞ。」
と言って・・・ぷるぷる肌の、膝の上をポン、と叩いて合図した。
・・・・鼻血出して倒れそう。(←)
・
・
膝枕してもらいに来たと思われてた僕も恥ずかしいんだけど、
膝枕する気満々だったらしいヌナはもっと恥ずかしそうで。
僕がかけてあげた上着ごと、
膝を抱えてそこに顔を伏せる。
・・かわいい。
けど、どうしていいかわかんない。(←)
そこにある椅子に腰かけようとしたら、
ヌナの荷物がいっぱい乗ってて(←)、
DH「・・。」
ここでうろうろするのも変だし、
ちょっと間隔を開けて、ヌナの隣に腰掛ける。
きし、
ベッドがたわんで。
「!」
ぴくり、
ヌナの肩が震えた。
・・変な気を起こしそう。(←)
・・ドキドキ、する。
「・・何の話だったの?」
顔を伏せたまま、ヌナが僕に話しかけてくれる。
DH「ん・・その、ヌナが誤解してたら、嫌だと思って。
・・その・・話を、しに。」
「何それ・・(笑)」
DH「いや、
・・その、
・・僕はあっちこっちの女の子と遊びまわってるわけじゃなくて。」
「・・は?」
DH「あの、だから。昼間の、彼女だけど、・・・」
・・我ながら・・ほんとに何の言い訳だ。
ヌナは、彼女じゃないのに・・。
・・僕の、片想いなのに。
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ちづ(プロフ) - くみょくさん» こんばんは、ありがとうございます〜♪・・ですよね!!私もドンちゃんなら襲われちゃって手に入れたいです(←何の話ww)楽しんでいただけてうれしいです♪ (2014年3月7日 23時) (レス) id: dd0328dcfc (このIDを非表示/違反報告)
くみょく(プロフ) - うわー(T_T)襲われてそれダシにしたいーww 久々素敵ドンへに会えました♪ちづさんありがとうごさいます^o^!! (2014年3月6日 0時) (レス) id: c316030326 (このIDを非表示/違反報告)
ちづ(プロフ) - ミツさん» こんばんは、ありがとうございます〜♪やっとアップできました〜(泣)うれしい、ミツさんに愛されちゃったww (2014年3月6日 0時) (レス) id: dd0328dcfc (このIDを非表示/違反報告)
ちづ(プロフ) - 凛々さん» こんばんは、早速ありがとうございます〜!今回は悩みに悩んでこのドンヘです(笑)楽しんでいただけてうれしいです♪♪ (2014年3月6日 0時) (レス) id: dd0328dcfc (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - あ~!しあわせです!あぁ、最高です。ちづさん、あいしてます!! (2014年3月5日 23時) (レス) id: 611205b7a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちづ・よじゃ | 作者ホームページ:http://aojirushi.net/
作成日時:2013年6月4日 23時