ダメ?(5/6) ページ37
DH「ヒョン、ごはん行かない〜?」
にこにこして、ご機嫌でこちらに来る。
僕は今、それどころじゃない。
空気読めよ、ドンヘ。(←)
「あ、じゃあ私は、」
俯いたまま、その場を去ろうとする。
思わず、
その手を捕まえて。
SM「ダメ。」
「?!」
DH「??」(←)
・・ドンヘ。
・・邪魔。(←)
SM「ちょっとお前、今日は帰って。
僕はヌナと話が・・」
あ、・・しっぽが垂れた犬。
みたいな顔・・(汗)。
DH「・・ダメ?ヌナ・・」
「え、・・いい」
SM「ダメ。」
・・何流されそうになってんの?
ダメだよヌナ、
もう、
僕にはわかったんだから。
SM「今日、ギュが宿舎で暇してるって言ってたよ。」
DH「・・そう?じゃー・・今日は帰るね・・。」
ちょっとしょんぼりして帰る、ドンヘ。
ごめんね?
そして、
今日は目が溶けるほどゲームする!って意気込んでたギュ、
・・ごめんね?(←)
「・・あの。・・・手、」
SM「あ、ごめん。」
目の前には、赤い顔して俯くヌナ。
SM「ちょっと待ってて。」
身をかがめて。
下からヌナの顔を覗き込んで、
目を合わせて言ったら、
困り切った様子のヌナは、涙をいっぱいにためて。
その涙をぺろり、食べたくなっちゃうから、
そんな顔、しないで・・?
・
・
スタッフとマネージャーさんに声をかけに行ったソンミンはほんの2分で戻ってきて。
他の人に聞こえるように、
SM「ヌナ、残業ごめんね。第一会議室、使えるって。」
と大きな声で言った。
声と一緒に涙が落ちそうだから、
にこりと笑って、頷いて、
もうそのまま、会議室に移動した。
ぱたん、
ドアを閉めると、
後ろからちょっと走って追いついたソンミンが、私に向かって。
SM「・・まったく。ドンヘのせいで、ヌナと話ができないまま帰るかと思った(笑)」
低く響く声が、
いつもより近い。
真後ろに立つ。
でも、私には触れない。
優しく話しかける。
でも、無理に私の目を見ようとはしない。
変なこと言っちゃって、ごめんね、とか。
今更言い難いけど。
私の様子を見て、
私が、どう、思ってるかが彼にわかっちゃってるだろうと思うと・・
ここはもう、
覚悟を決めるしかない?(←)
SM「ヌナ、さっきの話だけど。」
「!」
その手が、私の肩に、優しく触れて。
どきどき、
どきどき、
のぼせて倒れそう。
SM「・・お願い。・・もう一回、『ダメ?』って聞いて・・?」
まさかのリクエスト。
・・どうして?
291人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちづ(プロフ) - くみょくさん» こんばんは、ありがとうございます〜♪・・ですよね!!私もドンちゃんなら襲われちゃって手に入れたいです(←何の話ww)楽しんでいただけてうれしいです♪ (2014年3月7日 23時) (レス) id: dd0328dcfc (このIDを非表示/違反報告)
くみょく(プロフ) - うわー(T_T)襲われてそれダシにしたいーww 久々素敵ドンへに会えました♪ちづさんありがとうごさいます^o^!! (2014年3月6日 0時) (レス) id: c316030326 (このIDを非表示/違反報告)
ちづ(プロフ) - ミツさん» こんばんは、ありがとうございます〜♪やっとアップできました〜(泣)うれしい、ミツさんに愛されちゃったww (2014年3月6日 0時) (レス) id: dd0328dcfc (このIDを非表示/違反報告)
ちづ(プロフ) - 凛々さん» こんばんは、早速ありがとうございます〜!今回は悩みに悩んでこのドンヘです(笑)楽しんでいただけてうれしいです♪♪ (2014年3月6日 0時) (レス) id: dd0328dcfc (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - あ~!しあわせです!あぁ、最高です。ちづさん、あいしてます!! (2014年3月5日 23時) (レス) id: 611205b7a1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちづ・よじゃ | 作者ホームページ:http://aojirushi.net/
作成日時:2013年6月4日 23時