ヨンウン(5/6) ページ41
(KI)
食事のあと、特別なこともなく。
あの日のちょっとだけ危うい発言も、なかったかのように。
またいつもの日々が続く。
カムバックが近づいて。
準備も本格化してる。
今日もジムにやってきた。
最近は通う時間が不規則だけど、ヌナは俺に合わせてくれてる。
休憩室のあたりで、誰かの声が聞こえた。
男1「ああ、なんかSJに合流するとか・・今ここに通ってるんだろ？」
男2「この前見たよ。ぶくぶくだったぞ。一生懸命運動してたけど(笑)」
男1「人数いるグループだから一人ぐらいデブがいてもいいんだろ(笑)
それで儲けられるんだし、いいよな。お前も入れるんじゃね？」
男2「俺？そうだね、あいつよりはスタイルいいかも？(笑)」
・・ああ、俺のことか？
別にいいけどさ。
なんで本人がいそうなところで話をするんだ？
それに俺、見てないけどたぶんお前より顔はまずくないぞ？(←)
思わずカッとして、そこに入ってやろうかと身を乗り出したとき。
「知りもしないのによくそんなこと言えるわね。
あんたたちもぶよぶよじゃない。何様？」
・・ヌナの声・・！
男1「・・なんだ？・・あ？」
男2「インストラクターじゃねぇの？あんたこそ何様？」
・・まずい。
ヌナも立場があるだろうに。
どうして食ってかかるんだ。
言わせとけばいい。
カッとなった自分を忘れて、ヌナを心配する。
バン、と大げさにドアを開けて。
KI「アンニョンハセヨ！ヌナ、トレーニングしに来ました。」
空気を読まないでかい声を出す。
男が怯んでる隙にヌナの手を引き、
部屋を出る。
そのまま少し走って、いつも利用する相談室に入った。
トレーニングメニューなんかを相談する個室で、
芸能人が通うことも多いここのジムはそういう設備が充実してる。
入口のタグを「使用中」に素早く変えて。
ヌナと一緒に個室に入る。
危なかった。
絶対あのままだと、喧嘩沙汰だ。
KI「ヌナ、どうして、」
危ないですよ、あんなのほっといたらいいのに、
そう言いかけて。
涙目のヌナに戸惑う。
歯を食いしばって俺をまっすぐ見て。
言った。
「悔しい・・！」
・・！
KI「・・ははっ(笑)」
・・うれしくて思わず笑ってしまう。
今のヌナを見て、
俺のモヤモヤとイライラ、全部吹っ飛んだよ(笑)
こんなに俺のことを考えてくれる人がいる。
ペンが待っててくれると思ってても。
どうしても不安だった俺だけど・・
こうしてヌナが怒ってくれて。
すごく、うれしい。
ラッキーアイテム
革ベルト
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井上よじゃ(プロフ) - よしみさん» お待たせしましたー！ひょくさん、ご堪能ください！ (2012年10月9日 16時) (
レス) id: de950f8c67 (このIDを非表示/違反報告)
よしみ(プロフ) - 井上よじゃさん» きゃー(//∀//)！！ 本当ですか？！ 楽しみすぎて眠れないっ(*´Д｀*) 待ってます^^☆ (2012年10月9日 0時) (携帯から) (レス) id: a091a96abc (このIDを非表示/違反報告)
井上よじゃ(プロフ) - よしみさん» ふふ、間もなく（多分明日）出ます。ちづさんとはだいぶ雰囲気違うヒョクチェさんのため不安がいっぱいです（苦笑） (2012年10月8日 23時) (レス) id: a8bd2dc9eb (このIDを非表示/違反報告)
井上よじゃ(プロフ) - ひかり♪さん» みんくんに手の平でゴロンゴロンと転がされたいですｗ楽しんでいただけて私も嬉しいです！にゃあｗ (2012年10月8日 23時) (レス) id: a8bd2dc9eb (このIDを非表示/違反報告)
ちづ(プロフ) - よしみさん» ウニョクの長編・・絶対無理です・・(汗)兄さん、ヒニム、ウニョクは短編でも敬遠したい感じなのに・・(汗)でもおさかなのヒョクちゃんは私もお気に入りで、そう言っていただけてほんとにうれしいです＾＾ありがとうございます♪ (2012年10月8日 23時) (レス) id: dd0328dcfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちづ・よじゃ
| 作成日時：2012年9月12日 16時
