《 好き 》ってなんだろう - mark side - ページ4
彼女はやっぱり僕の思っていた彼女で、
でもAちゃん、びっくりしたみたいで
固まってる…。
俺が呼びかけると、
名前) 「 マークさん!!
お、お久しぶりです!!!
あっ!お疲れ様です。」
俺が練習をしていたのを察したのか、
お疲れ様です、と言って軽く頭を下げた。
こういうちょっとした仕草。
この子らしいな。
mark 「 久々だね。
メンバーとダンスのレッスンだったんだ。」
本当に久々だ。
少しホッとすると、喉がカラカラだったことを思い出した。
数段ある階段を降り、自販機の飲み物を見る。
A 「 あ!!マークさん!!
ジュース…!!…私に払わせてください!!」
すると、彼女がいきなりジュースを奢らせてと頼んできた。
あまりにも必死で、思わず笑ってしまった。
彼女は、この間のお礼を…って、
あれは、俺が無理矢理乗せちゃったようなものだったのにな。
でも彼女は、
ここは譲れませんっ!!!
って感じの顔で。笑
断るのも申し訳なくて甘えさせてもらうことになった。
彼女がジュースを手渡してくれた。
飲み物を飲みながら落ち着くと、
相変わらず可愛い格好をした彼女の服装に目がいく。
今日はピアスもしていて、
すごく…似合っていた。
俺は思わず、
mark 「 Aちゃん、今日も可愛い服着てるね。 ピアスも、…好き。」
え…。
自分でもビックリした。
自分の口から出た素直な言葉だったけれど、
無意識に《 好き 》という表現をしていた。
そこは、似合ってる…とか、いい感じ…とかで表現すれば良くないか、俺。
どういう意味か自分でもよく分からなくて。
なんで、自分で言った言葉なのに少しドキドキしているんだろうか。
《 好き 》
ってなんだろう…
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YES。(プロフ) - このお話すごく好きです!! 続き気になります…。 更新してくださるとうれしいです(;_;) 楽しみにしてます! (2016年5月29日 13時) (レス) id: 372597b041 (このIDを非表示/違反報告)
三橋 - 失礼します。この作品には実在するグループ名がありますので、オリジナルフラグは外してください。棲み分けのご協力お願いします。 (2016年2月1日 1時) (携帯から) (レス) id: 3670b75c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のりまき | 作成日時:2015年12月23日 21時