あの一瞬が (ページ26)

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モヤモヤは募るばかりでページ26

バイト帰り、夜９時。

私は日本で学生時代にもやっていた、アクセサリーショップでバイトをしている。
今はその帰り。

やっぱり韓国のファッションとか、小物とか、
私の好みだな。

韓国にせっかく来た訳だし、
挑戦は色々してるけど、、

やっぱりバイトすると役立つこと多い！！

言葉もかなり分かってきたし、

韓国での生活、すごく充実してる！！

けど、あれ以来すこし胸がモヤモヤする…

マークさんと会ってから。

洋服の話も、違う話も…もっとしたかった。

また話したい… 友達になれたらいいのに。

でもマークさんのこと何も知らない。泣

そうだ、調べればいいじゃん。

GOT7 …検索っと、、

その場に立ち止まり、スマホを見る。
辺りの暗さに慣れていたから、スマホの光が眩しくて、少し画面から顔を遠ざける。

A 「あ…あった。」

え！？

マークさんって…

私より３つも年上だったんだ！

年上だろうとは思ってたけど、、

他にもメンバーは、

ジェイビー、ジュニア、ジャクソン、
ヨンジェ、ベンベン、ユギョム…

同い年…もいる！！

すごいな、、きっと人一倍努力して…

そうだ。

彼らは…

彼は、、

マークさんは…

何万人っていう観客の前で輝いてる、

画面の中にいる、遠い人…

なんだな。

マークさんを知ろうと検索したものの、
モヤモヤは募るばかりだ。

私は真っ暗な通りを１人、
マンションに向かって歩いて行った。