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夢見心地 - mark side - ページ20
話に夢中になっていたら大学前に着いていた。
mark 「 着いたね、…今は…１４分！
教室まで間に合いそうかな？」
A 「 はい！
本当に今日はありがとうございました！！
マネージャーさんも、本当に…ありがとうございました… 泣
指輪も持ち主さん見つかって本当に良かったです！！
今度はなくさないであげて下さいね 笑」
mark 「 うん 笑
本当に指輪ありがとう。
大学頑張って！ ファイティン。 」
A 「 はい！！ マークさんもお仕事頑張って下さい！！ 応援してます！ 」
まただ…
またあの笑顔で笑った。
彼女の綺麗な顔立ちからだと想像できないような…
そんな子供みたいな無邪気な笑顔。
長い髪がふわっとなって、Aちゃんがキャンパスに向かって走っていく。
そしてまた振り向いて、今度は少し控えめにペコっとした。
また走り出す。
俺はまた、ドキっ とした。
ギクっ なのか？
なんだ？ 今日は少しおかしい。
走っていくAちゃんをぼーっと眺めていると、
mg 「 …おい、ここにいつまでも停まっていられないんだぞ。 出すぞ。」
突然のマネヒョンの声に、少し夢見心地だった世界から引き戻される。
mark 「 うん… マネヒョン、ありがとう」
もう彼女のいないキャンパスを窓越しに眺め、車が宿舎へと向かった。
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作者名：のりまき | 作成日時：2015年11月18日 22時
