あの一瞬が (ページ18)

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事情聴取 - bambam side - ページ18

９時過ぎ。インターホンが響いた。
宅配便にしては早すぎる…
いつも聞いている音なのに、寝起きで耳に響いて聞こえる

bam 「 …ヒョーン… ピンポンなってます～」

mg 「はいはい、…お、マークか…」

どうやらピンポンを押したのはマークヒョン。
なんか、指輪が見つからないとかで、少し前に事務所に行った。

帰ってきたのかな。

あの指輪は、マークヒョンがとっても大事にしているものだ。メンバー誰もが知ってる。

mg 「なんだ、そんなに急いで…」

なんか、マネヒョンがビックリしてる…
なんだろう。

mg 「おい、ベン！！
ちょっと車出してくるから、他の奴ら完全に起こしておいてくれ。」

え、…車？、、どこ行くの？朝から。
そう聞きたいが、まだ寝起きで頭が働かない。

bam 「え？ …わかった～

いってらっしゃ～い」

パンをゆっくり食べながらそう返事をすると、マネヒョンが急いで部屋から出て行った。

すると、１番に起きていたジニョンヒョンが

jr 「 …マークヒョンが朝から女の子といる…」

その言葉に、パッと目が覚めた。

bam 「え！？女の子！？なになに！？」

僕はジニョンヒョンがいるベランダに出た。

するとなんだか慌てた様子で、マークヒョンが車に乗り込み、マンションの前に立つ女の子に手招きをしている。

少し戸惑いながらも、女の子はマークヒョンに続いて車に乗り込んだ。

bam 「だれ！？なにあの子！？

ヒョン彼女いたの！？え！？」

ジニョンヒョンにくっついて問いただす。

jr 「いないと思うけど…

帰ってきたら…事情聴取だね (ニヤり) 」

ジニョンヒョンは、僕の頭をぽんぽんっ、と軽く撫でて、ベランダを出ていった。