迷路 ページ1
A「(うわー…完全に迷った。
え、さっきここの通り抜けてきたよね？
うん、抜けた抜けた…… っと…
こんな看板あったかなあ) 」
… と頭の中で自問自答しながら
ウロウロ歩き回って、はや３０分。
私は今道に迷っている。
日本で、では無い。
ここは…
韓国だ。
パパの転勤で、
１ヶ月前に韓国に引っ越してきて
日常会話ぐらいなら話せるようになった私は、
調子に乗って、一人で有名な通りにショッピングをしに来た。
両手には紙袋がたくさん。
両手に紙袋を提げ、空いている手で携帯のアプリの地図を見ながらウロウロ…
A「 (もう…誰かに聞いちゃう…？(泣)
もう無理だわ、ここの通り迷路よ迷路！
あ…
なんかあの可愛らしいお姉さんに聞こう。)
すみません…、ここからAマンションって
どう行けばいいですか？」
アプリ地図の見せながら聞く。
お姉さん「あー、ここのマンションね。
って…Aマンション！？
あなた、よくこんな遠いところ来たわね 笑
まあいいわ、
今いるこの通りあるじゃない？
ここの通りをまっすぐ進めば
JYPがあるから、
その建物を右に曲がった、すぐそこよ。 」
A「ありがとうございます！！！！
助かりました！！
(な、なんて優しいお姉様…(泣)
けど、JY…？ ん？ なんだっけ？…)」
地図を見直す。
A「JYP……、JYP？ ってなんだっけ」
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作者名：のりまき | 作成日時：2015年11月18日 22時
