3 （あなた）side ページ4
学園長……
なにかを抱えている？
…………あ！わかったタヌキだ！
ｶﾘﾑ「うおっ新入生！急に大声を出すとはさすがの俺も驚いたぞ！」
『あれ、声に出ていましたか？』
ｼﾞｬﾐﾙ「そりゃもうしっかりと、な」
『あ、はは、すみません……』
寮長を驚かせてしまったなあ
それにしても……
寮長と副寮長と話している間に何やら事が進んでるみたい
ｸﾞﾘﾑ「オレサマの魔法を見るんだゾー！！」
ﾘﾄﾞﾙ「っ、あぶない！みんな伏せて！」
リドル先輩の声が聞こえた途端に僕はしゃがみこんだ
気づいたら鏡の間には青い炎が……
あっ寮長の尻燃えてる………………
まあ副寮長がなんとかするか←
ｶﾘﾑ「アチッアチチッ誰か俺のケツの火消してくれぇーっ！」
ｼﾞｬﾐﾙ「動くな！止まれ！消すから！！！」
ｶﾘﾑ「助かったぞじゃみるぅ〜」
寮長が副寮長に泣きついてる…………
それよりもあのタヌキ、なぁーんか嫌だなあ……
自己中心的というか……なんというか……
みてて嫌だ
ｱｽﾞｰﾙ「小さな獣をいたぶり捕獲する役目！僕が引き受けましょう！」
ﾀﾌﾞﾚｯﾄ〈でましたわぁーアズール氏の内申点稼ぎ〉
ｱｽﾞｰﾙ「リドルさん、お願いできますね？」
ﾘﾄﾞﾙ「あたりまえだ。早く捕まえるぞ！」
ｱｽﾞｰﾙ「ふふ、言われなくても」
うわぁ……アズール先輩とリドル先輩に遊ばれてるよあのタヌキ
かわいそ。あーあかわいそうだなあ……
そこの、魔力のないニンゲンも……遊ばれてるタヌキも
僕には関係ない、関係ないんだ……
.
.
.
.
.
そうして僕は、脳裏の記憶を押し殺した
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はい、ということでちょっと人物sideもいいのではないかと入れてみた次第です！
主人公君の人間性が見えてきたかも……？というところで今回は区切らせていただきます！
明日、次話をかき進める予定ですので気長にお待ちいただければと思います
続く (更新停止中)
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作者名：ぬん。 | 作成日時：2020年4月9日 21時
