【ツイステ】淋しがりな宴好き（男主） (ページ2)

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閉塞感でいっぱいの暗闇

微弱な揺れが心地いい

薄らと目を開けた青年はもう一度瞼を閉じた

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.

.

1度目を覚ましてからどれくらいだったのであろうか

ｶﾁｬﾘという音と共に目の前が真白に染まった

『ここは、……』

凛とした男子にしては高い声、女性にしては低い声が入学式を行っている鏡の間に響いた

ｸﾛｳﾘｰ「A・ホールライン君ですね？
　さぁ、鏡の前へ……寮分けを行いましょう。」

青年は軽やかな足取りで鏡の前へと立つ

鏡「汝の名を告げよ……」

『…………A・ホールラインと申します』

鏡「……汝の魂は鮮やかな色を放っている。
　だが、どこかで助けを求めている…………
　スカラビア寮には汝を助ける何かがあるだろう……
　よって、汝はスカラビア寮。」

鏡がここまで語るのは珍しいことだ
それほどまでにこの青年には何かがあるのだろう

仕事が終わり静かになる鏡と考え込む青年

沈黙で包まれた鏡の間に突如として明るい声が響いた

ｶﾘﾑ「新入生！スカラビアはこっちだぞ！」

『ありがとうございます』

ふっと微笑んで青年はカリムの元へと向かった
美しく、そして儚く華やかな、矛盾ばかりの表情であった
その微笑みに何人か見蕩れていたのは紛れもない事実である、とだけは言えるだろう

ｶﾁｬﾘ、ｶﾁｬﾘ、……と新入生が扉から解放され、寮分けされていく

時計の長針が2周ほど回る頃、順調に進んでいた入学式に異変があった。

ｸﾛｳﾘｰ「おかしい、……新入生が1人居ません！
　探してきます！なんせ私！優しいので！
　皆さんは各寮長より寮の説明を受けて待っていること！」

パタリ、と鏡の間の扉が閉じたあとまず口に開いたのは

「学園長が言うことを聞いていたね？」

リドル・ローズハートだった。

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はい、どうも！ぬんです！！
読みづらくわかりにくいかと思いますが頑張って書き続けたいと思います！よろしくお願いします！