白鳥沢にはもう一人一年レギュラーがいました 2nd【男主】

番外編１ ページ9

〜散髪〜



A｢うーん……｣


川西｢どうした？A｣


A｢太一さん……いや、髪を切ろうと思いまして｣


川西｢そういや、結構伸びたな｣




入学してすでに２ヶ月



元々レギュラーメンバーの中で一番髪の長い俺



肩にギリギリ付かないくらいの長さだった俺の髪は、今ではガッツリ付いてしまっている



白鳥沢に入学する前は月一で美容院に言ってたのに、今は部活が忙しくて行けないからなぁ…



天童｢鍛治くんにも怒られてたもんねー(ﾆﾔﾆﾔ)｣



鷲匠『A！！チャラチャラ髪伸ばしてだらしねぇぞ！！切れ！！さもなくば俺が切るからな！！』



まじで監督が切るのだけは勘弁



A｢だから明日、貴重なオフを潰してまで髪切りに行くんじゃないですか｣



部活ある日は練習が終わるの遅くて美容院閉まってるし



天童｢えっ、わざわざ美容院行くの？｣



A｢行きつけの美容院があるんです


てゆうか、逆に皆さんはどこで髪切ってるんですか？｣



｢｢｢１０００円カット｣｣｣



｢｢｢自分で｣｣｣



A｢ははは、お金の無い運動部の男子高校生なんてそんなもんですよね｣

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