白鳥沢にはもう一人一年レギュラーがいました 2nd【男主】

Ｎｏ．７３ ページ35

谷地『初日は用事あるから行けないけど、二日目なら行けるから！』



……



…



翌日の学校


俺の機嫌は上々だ



A｢〜♪｣


五色｢なんか昨日から機嫌いいな｣


A｢当たり前だろ〜｣




仁花さんが試合見に来てくれる


それにレギュラーも取れて、今俺には追い風が来てる！



A｢そういや工とレギュラーメンバー入のパーティやってないな｣



五色｢パーティとかすんの！？｣



A｢おめでたいことがあった時はパーティだろ？｣



五色｢(Aの基準が分からない……)｣



｢Aくーん！｣
｢レギュラー入りおめでとう！｣
｢雑誌見たよ！｣
｢試合見に行くから頑張ってね！｣



廊下で女の子とすれ違う度に声をかけられる


最近女の子に声をかけられる回数が増えた気がするんだが



A｢ありがとう(ﾆｺｯ)｣



｢｢｢キャーーー！！｣｣｣



五色｢お前、なんか二三年生の先輩からも声かけられるようになったよな｣



A｢原因は明白｣



……



…



天童｢見てみてーー！！！
俺のかわいい後輩Aちゃん！！


今月の月バリにも載ってるんだよーー！！｣




｢えーなにー？｣
｢貴公子だって｣
｢かっこよくない！？｣
｢名前は？｣



天童｢指宿Aちゃんでーす！！｣



……




…



五色｢うわぁ……｣



A｢同じことが二年でも行われている｣



五色｢まさか川西さんが！？｣



A｢ああ｣



五色｢……お前、大変だな｣



A｢わかってくれるか、工｣

Ｎｏ．７４→←Ｎｏ．７２

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す