白鳥沢にはもう一人一年レギュラーがいました 2nd【男主】

Ｎｏ．５３ ページ13

鷲匠｢明日は休みだ、ハメ外さないようにな｣



……



…



と、言うわけで


俺達はレギュラーメンバーでショッピングモールに来ていた


が


天童｢ゲームセンター行こうよ！Aちゃん！｣


牛島｢あれはなんだ？｣


白布｢スポーツショップ行きたい｣


……


なんだよこのメンツ！！


ツッコミ役が俺しかいないじゃないか！！


一対一でもツッコミが大変なこのメンバーのお守りが俺ひとりかよ！！


もうお腹いっぱいだよ！！



大平｢A、俺もいるからな｣


A｢大平さん……ありがとうございます！｣



そうだ、ツッコミ役は大平さんもいる
なんとかなる！！



瀬見｢まずはどこ行く？｣


天童｢あれぇ！？英太くんの服がダサくない！？
むしろ凄いセンスいい！？｣


A｢俺の服を貸しました、さすがに私服の英太さんと歩く勇気は俺にはありませんでした｣


白布｢それなら納得だな｣


瀬見｢失礼だなお前ら！！てかかぁいくねぇ！！｣



とりあえず最初に俺たちが向かったのはスポーツショップだった


川西｢サポーター買お｣

白布｢俺はテーピング｣



全員各々買いたいものを探しに自然と解散する


俺もプロテイン買ってみようかな…



｢ねえ見てあの人！｣
｢かっこいい！｣
｢何のスポーツやってるのかな？｣
｢えーバスケっぽくない？｣


買い物に来た女の子たちが俺を見て、ひそひそと話しているが


内容丸聞こえだし……


てか俺バレー部！！


……やっぱり、女の子からするとカッコイイスポーツ＝バスケってなっちゃうのかなー


母さんも姉ちゃんたちも、スポーツやるならバスケがいいって言ってたし……


俺はバレーもかっこいいと思うけどなぁ



プロテインコーナーへ行くと、大量の種類があった


バナナにアセロラ、ココア


最近は色んな味があるんだな……


まあノーマルプロテインはクソ不味いし、今は女の子でもプロテイン飲むから改良してんのか



牛島｢プロテインを買うのか｣


A｢うぉ！？若利さん……｣



突然背後に現れる若利さんにビビる俺



牛島｢そんなものを飲むよりも、しっかりとした食事を採った方がいい｣


A｢まあそうなんですけど……俺、少食なんで……｣



若利さんは物凄い量を食べるからなぁ…



牛島｢食べるのも練習中の内だ｣


A｢監督みたいな事言いますね｣



結局俺は若利さんのような量は食べられないので、プロテイン(アセロラ味)を購入しました。

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