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『ひっ！！！』
包丁がベッキョンさんの首をツーっと撫でるように進んでいく
『ベッキョナ…大丈夫。
痛いのは一瞬だから』
そして刃がお腹のところに来た時
『っぁぁぁぁぁあああ！！！！！！』
力を入れ刃が中に入った
『っは！うあっ！！！ハァッ…っ！！！』
その声がとても怖かった
怖くて目を閉じても耳が敏感になって余計に怖かった
『大丈夫だから、、ベッキョナ、、、』
動いて……動いてよっ
なんで私の足は動かないの…？
『グフｯｯ…』
ビチャｯ……
ポタ……ポタ……
包丁を引いたのかたくさんの血が溢れ出り
床に落ちポタポタと音が聞こえた
『つぎ……Aちゃんの番ね』
「やだ……いやっ」
近くに来ただけですごい鉄の匂いがした
『はい、しっかり握って』
「ひっ……！！！」
私の手を掴んだチャニョルさんの手は血で濡れていた。包丁も真っ赤だった
『や……めて……っ…………ちゃ…………ら』
後ろから支えるように私の手を握り包丁を持たせベッキョンさんのところまで連れていかれた
「や……っ！許して……くださいｯｯ」
『だから嫌って言ってるんじゃん』
「こ、殺したくない！！
殺すんなら殴られた方がマシっ」
『そんなこと言っちゃダメだよ
こらは罰なんだから、
さ、早く』
刃はベッキョンさんの首の上で止まっている
『ちゃ……に……ら……』
既に抵抗する力もなく床に倒れている彼は
お腹や口から血が溢れ見ていられなかった
『ベク、、俺お前といるの結構楽しかったよ
大丈夫、俺がついてるから。お前が死んで俺がお前を思っといてやるから。
安心して逝きな？』
その声に安心したのか少しベッキョンさんは笑った気がした
『あ………がと……』
シュッ
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい！！！！！！！！
真っ赤な色が目の前に広がった
この日、私は初めて
人を殺した
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チャナさん(プロフ) - ハニさん» コメントありがとうございます！そんな事言ってもらえるなんて嬉しいです♪更新頑張りますので応援よろしくお願いします（笑） (2016年10月26日 18時) (
レス) id: 43b6d2c58c (このIDを非表示/違反報告)
ハニ(プロフ) - もうめちゃくちゃ面白くて毎日の楽しみにしています^^これからも頑張ってください！ (2016年10月26日 2時) (レス) id: 6efda26233 (このIDを非表示/違反報告)
チャナさん(プロフ) - Secretさん» ２度目のコメントありがとうございます！更新楽しみにしてください♪ (2016年10月23日 21時) (レス) id: 43b6d2c58c (このIDを非表示/違反報告)
Secret(プロフ) - 早い更新ありがとうございます！！こっからの展開気になります＞_＜暴力をやめて優しくなってくチャニョルと今後どうなるのか気になります（ ; ; )更新頑張ってください！！ (2016年10月19日 19時) (レス) id: 9872704ac2 (このIDを非表示/違反報告)
チャナさん(プロフ) - みーこ。さん» コメントありがとうございます！コメントが来て本当に嬉しいです(TT)そんなこと言ってもらえて嬉しいです！これからも頑張りますので応援お願いします！ (2016年10月18日 22時) (レス) id: 43b6d2c58c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チャナさん x他2人 | 作成日時：2016年10月3日 16時
