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現在
セフンside
「それが初めての脱走でしたが失敗してしまいました」
『…その後は？』
「……殴られた続けました
でももう抵抗する力もなかったです」
Aの顔は相変わらず無表情のまま
『痛かったね』
「…気づいたら朝になってました」
ミンソクさんがかけた言葉は無視されAは話し始める
やっぱり何か変だ
周りを見渡してみるとジュンミョンさんが腕を組みながらなにやら眉間にシワを寄せてAをジッと見ていた
『それはどうしてわかったの？』
「今までいた部屋じゃなくて服が散乱していたあの部屋で寝てたんです
隣で彼も寝ていてとてもびっくりしました
起き上がろうと思い右腕を床に着けた瞬間激痛が走りました」
『…もしかして』
「はい、、」
Aは自分の右手首に巻いてある包帯を見た
「切られてたんです。寝ている間に。
床には血がついたタオルがありました。」
酷い奴だ
女の子を痛めつけるなんて
俺の知らないところでこんなに傷ついていたなんて知らなかった
「手錠はしてなかったけど
私がいた部屋にあったはずの檻がその部屋にあったんです」
『じゃあ…』
「はい、檻の中での生活がまた始まるんだと思いました」
何でそんなに落ち着いてられてたの？
『…少し休憩しよっか』
ミンソクさんがAの顔を見ながら言うと
ゆっくりと頷いた
ギョンスさんはボールペンをしまい顔を上げAを見て
『僕達は少し話してくるので皆さんも休憩しててください。
行くよギョンス』
目を逸らしミンソクさんの後に続いて出ていった
母『の、飲み物買ってくるから待っててね』
父『俺も行こう』
母さんと父さんも出ていき病室には俺とジュンミョンさんとAだけになりジュンミョンさんは相変わらずAの事を険しい顔で見ていた
物音一つないこの病室の雰囲気はどこか異様だった
『……僕もちょっと外の空気吸って来るけどセフン君はどうする？』
『あ、、僕は残ります』
『そう……』
静かに部屋から出ていったジュンミョンさん
Aを見ると窓の外を見ていたので
俺も同じように外を見た
空は曇っていて少し風も出て雪でも降りそうな天気だった
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チャナさん(プロフ) - ハニさん» コメントありがとうございます！そんな事言ってもらえるなんて嬉しいです♪更新頑張りますので応援よろしくお願いします（笑） (2016年10月26日 18時) (
レス) id: 43b6d2c58c (このIDを非表示/違反報告)
ハニ(プロフ) - もうめちゃくちゃ面白くて毎日の楽しみにしています^^これからも頑張ってください！ (2016年10月26日 2時) (レス) id: 6efda26233 (このIDを非表示/違反報告)
チャナさん(プロフ) - Secretさん» ２度目のコメントありがとうございます！更新楽しみにしてください♪ (2016年10月23日 21時) (レス) id: 43b6d2c58c (このIDを非表示/違反報告)
Secret(プロフ) - 早い更新ありがとうございます！！こっからの展開気になります＞_＜暴力をやめて優しくなってくチャニョルと今後どうなるのか気になります（ ; ; )更新頑張ってください！！ (2016年10月19日 19時) (レス) id: 9872704ac2 (このIDを非表示/違反報告)
チャナさん(プロフ) - みーこ。さん» コメントありがとうございます！コメントが来て本当に嬉しいです(TT)そんなこと言ってもらえて嬉しいです！これからも頑張りますので応援お願いします！ (2016年10月18日 22時) (レス) id: 43b6d2c58c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チャナさん x他2人 | 作成日時：2016年10月3日 16時
