雪解けに花束を3 (ページ24)

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目黒「俺達はまだ付き合っていません。

この仕事をしてる以上そこの自由が無くなる事を

覚悟してました。生半可な気持ちで

表舞台に立ってる訳じゃないです。

これは2人とも同じ気持ちだから

今はまだ付き合っていません。

でも何年先になるかは分からないけど

いずれはメンバーやファンの方々に認めて

頂きたいと思っています。」

滝沢「Aも同じ気持ちなのか？」

A「はい。

私にはアイドルっていう居場所をくれた

ジャニーさんや滝沢くん、ファンの方々に

返しきれないぐらいの恩があるから

まずは自分がやれるだけの事をしたいんです。

全員が納得する形で好きな人の傍に居たいです。」

蓮くんと私の気持ちを聞いた滝沢くんは

手を顔の前で組んでしばらく黙りこんだあと

滝沢「俺の目は間違ってなかったな」

目黒・A「え？」

滝沢「俺はお前たち2人を信じるよ。

本気なら世間が認めるまでその気持ちを貫け

それでまた俺の目は間違ってなかったって

言わせてくれよ。」

目黒「、、それって」

A「、、、つまり？」

滝沢「めめヒナ推しって事だな(笑)」

目黒・A「ありがとうございます、、、！！」

滝沢くんの言葉がお守りみたいに

私たち二人を守ってくれるような気がした。

滝沢くんに2人を信じて良かったって

思って貰えるように頑張らなきゃと

私達は身を奮い立たせて、心からの感謝を伝えた。