指導係さん ページ5
JN「まあ、基本的なことはさほど他の飲食店と変わらないんだけどね。
うーん、まずはお客さんへの対応だね。声出し練習しよっか！」
「はい！」
マニュアルを1度覚えてそこからハキハキと話す練習。
これはバイトの時常にやっていたことなので難なくクリア。
「いらっしゃいませ！」
JN「うん、いい感じ！対応は問題なさそうだね。」
そこから道具や器具の説明、それらの置いてある場所まで分かりやすく教えてもらったのである程度は把握。
なんだか、うん。上手くやれてる気がする。
好きな相手の前だとどうしても取り乱してしまうような性格なんだけど、今は大丈夫。
JN「ある程度教えたから、最後のミッションです！」
「はい！」
JN「ラテアート。これはやった事ないでしょ」
「…1回も」
やっぱりカフェ店員なら外せないラテアート
あいにく1度も経験がないから早く習得しないと。
JN「OK、じゃあ1回先輩がお手本を見せます」
「はい、お願いします」
ジュンオッパの大きい手に握られたミルクカップ。
ちょんちょんと丸く白をのせたかと思えばそこから耳をはやした。
「わ、、すごい…」
JN「これなんでしょ」
「猫…！ですよね」
そう言って見上げればふわっとした笑みを浮かべて当たり！と一言。これに落ちる女子たちが何人いる事か。
JN「コツはこうやって、上からミルクを入れるの。1回やってみて」
「はい、！」
ちょん、とさっきのお手本通りにミルクを入れる。
だけど大きさや位置がやってみると難しく、上手く耳をはやすことが出来ない。
「…。」
JN「うわぁ、これ何？ゴリラ？」
「ちょっと！酷いですよ猫ですから！」
そう言えば冗談だよ、と笑うから、私まで笑顔になってしまう
多分今私の顔は酷いくらい赤くなってるんだろうな
JN「うん、それだよ」
「…え？」
JN「接客で1番大切なのは笑顔。今日はなんかA緊張してたでしょ？気楽でいいんだよ、女の子は笑顔が1番！」
「…はい！」
…そうだよ
こういうところがあるから、この人は。
普段は何も考えてなさそうでへらへらしてるくせに、本当は誰よりも周りを見て行動できる、そんな人。
それが裏目に出て私みたいな子を次々と落としてしまう人。
JN「てかさ、なんでずっと敬語なの？」
「あ〜、一応先輩だし仕事だからと思って」
JN「そんな寂しいこと言わないでよ〜。普通でいいんだよ？」
ほら、またそうやって勘違いさせる
「うん、じゃあお言葉に甘えて」
JN「ふふ、それでいいの」
ある意味残酷な人を好きになっちゃった。
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なじゅん^._.^(プロフ) - みおさん» ありがとうございます（т-т）見てくださって本当に嬉しいです！これからも頑張りますね！ (2月2日 1時) (
レス) id: eab4aac198 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 何時もステキな小説を提供してくださり、有り難うございます！続きも楽しみにしていますので、此れからも頑張って下さいね♪ (2月1日 21時) (レス) @page37 id: 800ab7574d (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - なじゅん^._.^さん» 返信ありがとうございます！わー、そうなんですね！教えてくださりありがとうございます。これからも応援してます！！ (1月11日 12時) (レス) id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
なじゅん^._.^(プロフ) - レイさん» コメントありがとうございます！なんと嬉しいお言葉…！なんですが、作者はSNSに疎くXもインスタも夢垢がないんです…もし作った時には必ず報告させていただきます！亀更新ですが今後もよろしくお願いします（т-т） (1月10日 22時) (レス) id: eab4aac198 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 作者様はTwitter(X)かインスタで夢垢運営されてませんか...？やっていたらフォローしたいので教えてくださると幸いです！ (1月9日 11時) (レス) id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なじゅん^._.^ | 作成日時：2023年8月15日 23時
