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「…離して、私、もう帰るよ。」
そう言っても、抱きしめる力を強めるだけのオッパ
なんでこんなことするの、なんでそうやってまた私を勘違いさせるようなことをするの？
JN「そんな顔で、返せるわけないでしょ」
「…っ、」
ねえ、なんでよ。
おかしいでしょ？どう考えたって、今の状況は。
JN「いつもすぐに逃げられちゃうから、こうやって捕まえておかないと。」
私の頭を優しく撫でるオッパに、混乱してくる
「…なんで？私オッパに酷いことしたんだよっ、」
JN「…」
「優しくしないでってば、…ねえっ、なんで、また好きにさせるようなことするの、」
JN「…もっと、好きになっちゃえばいいよ。」
その瞬間、一瞬オッパの顔が見えたと思えば、口に触れた柔らかい感触
抵抗しようとしても、体は正直みたいで。
段々と彼の唇に惹き付けられるように、ゆっくり、何度も角度を変えて触れ合う
離れたかと思えば、真っ赤になった私の顔を正面で捕える彼の目
JN「…知ってる、？
俺ね、Aのこと本当に好きなんだよ。」
「…へ、？」
JN「だから、俺から遠ざかるようなことはしないでよ…お願いだから。」
わたしのことを、すき？
なんで、オッパが。
「…ご、ごめん、まだ理解が追いついてなくて、」
JN「…とりあえず、ここ出よっか。」
バイト先を出て、近くの公園のベンチに2人で並ぶ
ここまでの記憶が、あまり思い出せない。
そのくらい動揺してる
JN「…俺ね、女の人が信じられなかったんだ」
「…え？」
遠くの方を見て、風に吹かれながら揺れるその姿がとても綺麗だった
JN「俺の家の事情は、知ってるでしょ？」
「…うん」
JN「それでさ、俺当時の彼女に振られちゃって。」
「え、親御さんの離婚で、？」
JN「うん、だからみんな俺の家柄ばっかりを見て、俺を俺としてだけ見てくれる人なんていないんだって、正直絶望した。」
「…、」
そんな酷いことをされたんだ
オッパを傷つけたその人が、憎くて仕方ない
JN「…でも、Aに好きって言われた時にはびっくりしちゃった。笑」
「…妹として、見てたから？」
JN「…うん、でもね、それだけじゃないよ。」
「そうなの？」
JN「だって、あまりにもAが真っ直ぐだったから」
「…まっすぐ、？」
ふわっと微笑んで、夕日に照らされた影が揺れた
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なじゅん^._.^(プロフ) - みおさん» ありがとうございます（т-т）見てくださって本当に嬉しいです！これからも頑張りますね！ (2月2日 1時) (
レス) id: eab4aac198 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 何時もステキな小説を提供してくださり、有り難うございます！続きも楽しみにしていますので、此れからも頑張って下さいね♪ (2月1日 21時) (レス) @page37 id: 800ab7574d (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - なじゅん^._.^さん» 返信ありがとうございます！わー、そうなんですね！教えてくださりありがとうございます。これからも応援してます！！ (1月11日 12時) (レス) id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
なじゅん^._.^(プロフ) - レイさん» コメントありがとうございます！なんと嬉しいお言葉…！なんですが、作者はSNSに疎くXもインスタも夢垢がないんです…もし作った時には必ず報告させていただきます！亀更新ですが今後もよろしくお願いします（т-т） (1月10日 22時) (レス) id: eab4aac198 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 作者様はTwitter(X)かインスタで夢垢運営されてませんか...？やっていたらフォローしたいので教えてくださると幸いです！ (1月9日 11時) (レス) id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なじゅん^._.^ | 作成日時：2023年8月15日 23時
