心配で〈十三〉 ページ13
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ぱちり、目をを開くと遥か高く水色の天井があった。
少しぼーっとして、ようやく空と気づき、朝になったことを理解した。
寝起きの感覚だからよくはわからなかったが、私の手に小鳥がとまったようだ。
『ああ、私…? まさか、昨日』
思い出しかけたその時、後ろから声がした。
「よっ、主、目が覚めたか?」
そうだ、私、酔い潰れたのか…いつもはそんなことないのに。
『鶴丸…起こしてくれればよかったのに』
「あ、いや実はな俺もさっきそこで起きたところさ。
昨日の酒は強かったからなぁ、つい酔っちまったらしい」
すると、また遠くの方からから声がした。
「鶴さーん、朝食の準備出来たから主さん呼んで…って
おはよう、全くそんな所で寝てるなんて驚いたよ」
だんだん近付いてきた燭台切の声はもうすぐ後ろだった。
『ああ、全く…
悪い、今行きます』
「あ、体調は大丈夫なの?
鶴さんに聞いたら月見酒で晩酌してたなんて言うから…」
『私は何より酒に強いのでね…心配は要りませんよ』
燭台切は案の定 意外だなぁ、というような表情を浮かべた。
そんなに見た目が幼いだろうか…
『いけない、今日は第一部隊が出陣でしたね
はやく朝食を済ませて準備をしないと…』
遠征もあるし、今日は忙しくなるなぁ。
「ああ、みんな待ってるよ」
その言葉を聞いて、急ぐように腰を上げた。
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信濃藤四郎
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凛瀬@081915.s(プロフ) - うさもも。さん» わわ!レス遅れてしまってごめんなさい!そしてお褒めの言葉ありがとうございます〜!今、物語を頑張って構成してるので更新止まっちゃってて…。楽しみにしてもらえたら嬉しいです!はい、大丈夫ですよd('∀'*)フォローの時に一言頂ければ有難いです! (2017年1月4日 19時) (レス) id: 83bdf25dcb (このIDを非表示/違反報告)
うさもも。(プロフ) - すごく面白いです!題名のセンスがいいですね(*^_^*)続きが気になります!!あと、Twitterフォローしてもよいでしょうか? (2017年1月2日 19時) (レス) id: 5214d23c05 (このIDを非表示/違反報告)
凛瀬@081915.s(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございます!まだまだ謎な感じはしますが、お楽しみに笑 これからもよろしくお願いします(o^∀^o) (2016年8月16日 18時) (レス) id: 83bdf25dcb (このIDを非表示/違反報告)
るい - 面白いです!これからどう話が進むのか気になります…更新頑張ってください! (2016年8月16日 18時) (レス) id: cebc5cd7ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛瀬 | 作成日時:2016年8月16日 14時