■４４■ ページ12
＜翔side＞
・
・
ニノ...
・
会いたい。
・
・
俺はカーテンの隙間から
中の様子をのぞくことにした。
・
・
はじめに見えたのは
お父さんの背中。
・
そんなお父さんに重なるように...
.........いた。
・
・
久しぶりのように感じる、ニノの姿。
・
・
俺はたまらず、飛び出していた。
翔「...ニノっ！」
・
・
なんだか、ニノが消えてしまいそうで
怖かった。
・
和「....っ、翔ちゃんっ！？」
周「なんで、お前が...！」
木「翔さまっ！！」
・
俺はお父さんを無視して
通り越して、ニノのもとに駆け寄ろうとした。
・
・
ただ................
・
・
・
周「.....翔！待てっ」
・
お父さんの横を通った瞬間
お父さんに腕をつかまれて、進めなくなった。
・
翔「お父さんっ、離してください！」
周「待て、行くな！」
翔「お願いです、離してください！！」
周「言うこと聞けっ！！」
翔「は、なしてっ」
周「言うこと聞け！」
・
何度も言われたその言葉に
俺は力が抜けて、その場に座り込んだ。
・
和「翔ちゃん...っ？」
周「勝手な行動はやめて、翔は、ここから出て行きなさい」
翔「......っ」
・
お父さんに口答えなんか
今まで出来なかった。
・
・
けど....
・
まだ、つかまれていたお父さんの手を...
俺はゆっくり振り払った。
・
・
周「翔っ！？」
・
翔「もう....もう、限界です.....俺には、お父さんの期待に応えられない....」
和「翔、ちゃ...」
・
俺はよろよろと立ち上がり
ニノの方へと向かった。
・
木「翔さま、お戻りください！」
和「翔ちゃん...」
翔「ニノっ....なんで、あのとき....勝手に、行ったの！？」
和「......」
・
俺の言葉にニノはうつむく。
翔「ずっと一緒だって.....言ったのに」
和「.....ごめん、翔ちゃん.....翔ちゃんを、巻き込みたくなかった....」
・
・
分かってる。
ニノが
俺のことを巻き込まないように
彼自身から離れていったことは....ちゃんと、分かってた。
・
・
周「君のことを、調べたら.....ようやく、知ってる名前を見つけたよ」
・
お父さんが話しだした。
和「やっと....分かりました？僕と、あなたの共通点」
・
ニノの言葉に
お父さんはこう言った。
・
周「.....君のお母さんは.....二宮、明美さんだったんだね」
二宮明美さん...？
知らない名前だった。
・
でも。
・
・
ニノはその言葉に悲しい表情をした。
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尚翔☆(プロフ) - マリ宮さん» ありがとうございます！長かったですよ…(>_<)応援嬉しかったです♪お互い頑張りましょー(*^^*) (2013年7月29日 14時) (
レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - 妃菜さん» はじめまして♪ありがとうございます(^-^)/無事完結しました！見てくれて感謝♪( ´▽｀) (2013年7月29日 14時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - 愛藺さん» はじめまして＾＾ありがとうございます！更新遅すぎて、ヤバイですよね…自分っ（泣）本気でそろそろ完結にします…応援、お気遣い、ありがとうございます!頑張りますね♪ (2013年7月28日 17時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
愛藺(プロフ) - はじめまして♪一気に読まさせてもらいました！とても面白くて作者さん素晴らしいな！って思いました！このあと物語がどう動くのか楽しみです♪無理のないよう更新頑張ってください♪ (2013年7月18日 18時) (レス) id: bc2e2546a9 (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - 抹茶♪さん» はじめまして♪ありがとうございます！なのに、放置してほんとすみませんっ…もうすぐ完結のはずです(笑)頑張りますね♪ (2013年7月8日 18時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2013年4月3日 23時
