＊9回目 ページ10
ゴール地点にたどり着いた後のことは
あまり覚えていない。
思った以上にダメージを受けていたみたいで
ぶっちゃけ立っているのがやっとだった。
うっすら記憶にあるのは
迷路の試験のゴール後にとんでもなく凄い音と衝撃がしたことと
なんかでっかい教会？みたいな所で質問に答えたことくらいだ
『...うぅ』
ぼんやりとした意識の中
やっと脳がゆっくりと稼働し始めた
...そっか、私寝てたんだ
その事すら自覚できないほど疲れてたんだな...
辺りの情報を取り込もうと重い瞼を
ゆっくり持ち上げる
『...はっ！？！？』
見知らぬ天井だ。
え、何ここ...
ここどこ...!?!?
｢あ、起きた｣
『ひいっ！？！？』
まさか周りに人がいるとは思っていなかったので
悲鳴をあげてしまった
お恥ずかしい...
声のした方を向くとそこには
見覚えのある黒髪
鍛えられた筋肉
｢どうも｣
『ど、どうも？』
...あの時の筋トレ君か！！
でもどうしてここに...?
｢とりあえず無事そうでよかった｣
｢試験会場で倒れてたからここまで運んできたんだ｣
そうなんだ...
『ありがとうございます...』
ってえ！？
『え、倒れていた！？』
｢うん、倒れてた｣
『試験！試験は...!?!?』
｢もう試験は終わったよ｣
『うっそ...』
なんてこった、私は他の試験を寝過ごしてしまったのか
『終わった...( ˆoˆ )/』
｢だからもう試験は終わったってば｣
あ、なんか意味が通じてない気がする
『そういう意味じゃなくてね...』
｢?｣
あ、なんかいつのまにかシュークリーム食べてる
『あーいい所までいったと思ったんだけどなぁ』
『私なんか教会みたいな所で質問された所くらいまでしか覚えてないや』
『あ、そういえば教会？にすごい髭が長いおじいちゃんいたな...』
｢あ、多分それ校長先生｣
｢校長先生との面接で試験は最後だったよ｣
『...なぬ!?』
『ちょっと思い出してみる...』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〚君はなぜ我が校を選んだのかね？〛
〚...フォフォフォよろしい〛
〚君は合格だ〛
〚ようこそ、イーストン魔法学校へ〛
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『...あー！？！？思い出した！！！』
『私！合格したんだった！！！』
今までやってきたことは無駄じゃなかった...!
｢おー、おめでとう。これからもよろしくね｣
『うん！ありがとう！よろしくね！』
うん...?これからもよろしく...?
続
ラッキーアイテム
ブーストエナジー
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あやなみ。(プロフ) - くりーむ明太さん» こんにちは！とても面白いです、もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？更新応援してます (3月26日 19時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
くりーむ明太(プロフ) - リナさん» うわーん！ご閲覧ありがとうございますー！！素人ながらこれからも精進していきますー！ (3月26日 18時) (レス) id: 42cd4a5483 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - 更新が待ち遠しいですっ‼︎ (3月26日 8時) (レス) @page8 id: e48e3a7236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりーむ明太 | 作成日時：2024年3月23日 0時
