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*7回目 ページ8

とびはねる。


それは最初に思いっきり飛び上がり、その後思いっきり飛び降りて攻撃する方法のことである。



それ即ち


『ちょ、まって!足に力入りすぎだって!』

『これ落ちる時の衝撃ヤバいって!!』

『というかジャンプする時もヤバそう!!』

『あと高いとこから落ちるの怖い!!!』



実質、自傷行為である。



『...あ』




地面を力強く蹴る音がした。





...私 A、今から世紀の超絶大ジャンプします。





『...いやあぁぁぁぁあああっっっ!?!?』




強力な風圧と重力が肉体を襲う。
いや、高すぎでしょ!?!?!?
これを叫ばずにいつ叫ぶのさ!?!?



『...あっ!?』



かすかに見える人だかり


黒いローブがチラホラみえる



『...あそこが』



彼処こそが



この迷路のゴール地点...!



あそこに着けば...




合格だ...!!!!




『よしきた!あそこ目掛けて行くぞ!』




目的地はわかった!




これならいけるぞ!!




それはいいものの...




『これ落下どうしよう...』




そう思った刹那




急に身体が重力に従いだした。




『あ、終わった(´^p^`)』




(きた)る落下。




絶叫、再び。




┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
??side

「!?見ろよあれ!!」

「急にどうした?...!?なんだあれ!?」


...少しは静かに出来ないのか。
仮にもエリート校、イーストン魔法学校の
最終試験まで残った生徒だろう。


周りのざわめきを鬱陶しく思いながらも
目線をペンダントから逸らす。


何をそんなに騒ぐことがあるんだ。
お前らは烏合の衆か。


半ば呆れ、半ば苛立ちながら面を上げる。


そこには


そいつの背丈何倍かあろう、
その壁の高さを上回るほどに


跳躍している(ヤツ)がいた。



『...なっ...!?』


思わず声が漏れる。


なんだあの飛躍力は


足にカンガルーでも宿しているのか。


「あっ!落ちていくぞ!!」

「心做しかあいつ、諦めた顔してたぞ...」


...とんだ変物もいるものだな。

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あやなみ。(プロフ) - くりーむ明太さん» こんにちは!とても面白いです、もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?更新応援してます (3月26日 19時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
くりーむ明太(プロフ) - リナさん» うわーん!ご閲覧ありがとうございますー!!素人ながらこれからも精進していきますー! (3月26日 18時) (レス) id: 42cd4a5483 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - 更新が待ち遠しいですっ‼︎ (3月26日 8時) (レス) @page8 id: e48e3a7236 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くりーむ明太 | 作成日時:2024年3月23日 0時

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