愛零病

☆愛喰症/うら,さか ページ9

『あった！愛喰症？
愛している相手を食べたくなる病気・・・か』


うらさんは俺を喰えば助かる。
でも俺を喰わなければうらさんが自分を食べ始める。

どっちも嫌やけどうらさんが自分を食べるなんて見たかない。



『とりあえず何が起こるかわからんから手紙でも書くかw』


俺はまーしぃやセンラ。そらまふの2人や様々な歌い手仲間に手紙を書いた。

もちろん。うらさんにも。



描きたいことが沢山あったけど,大切なことだけ書いた。

「坂田〜？風呂出たぞー！」

『りょーかい！今行くわ！』




［寝る前にワープ］


『うらさんおやすみ〜！』

「また明日な！」


明日が来ればええなぁ。



そう思いながらうらさんが寝るのを待った。

ようやく寝たと思った時に胸元の痣を見つけ,


痣にキスを落とした。

『うらさん。愛してたで！』


そう言うと俺は意識を失った




うらたside


俺は坂田におやすみを言って眠りについた。

はずだったが,突然食欲が増した


それと同時に坂田を喰いたいという気持ちも同時に増した



隣を見ると坂田は寝ているよう。


『いただきます♪』


俺は夢中でかぶりついた






気づいた時,坂田はいなかった。

口の中には鉄の味がした



『おぇっ！』

さっきまでは美味しく感じた(であろう)物もすごく不味く感じた



でも隣に坂田がいない。口のなかに鉄分。
ということは？


「俺が・・・・坂田を食べた？」

そう思うと涙が溢れた。


テーブルに手紙が置いてあった。中身は？


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

うらさんへ


まず最初に。ごめんな？
相談なしで。

うらさんが愛喰症にかかっていて,治すにはこれしかなかった。
うらさんが自分を喰ってるのを見たくなかった

やから俺は自分からした。



俺はいつまでもうらさんが好きやったで！

またね！


P.S.こっちに来たら許さんからな！寿命じゃないとうらさんのこと好きにならんで！


となりの坂田
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

なんだよ・・・となりの坂田なんだったら隣にいろよ・・・


さすがに坂田のいない世界で生きるのは無理だった。
でも坂田に生きろと言われたら生きるしかない。


『寿命で死ぬまで待ってろよ』





1パーセントに紛れた2人の話

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