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第85話 ページ41

『ミリムがどんな約束をしたか知っておかないと、私たちが知らずに邪魔しちゃうかもしれないしさぁ〜。』

「確かに…でも…マブダチ…」

「そうだ!今度俺が武器を作ってやるよ!やっぱマブダチとしてはミリムが心配だしさ!」

「新しい武器!はははは!そうだなぁ!やはり、マブダチは1番大事なのだ!」


ちょろい、あまりにもちょろすぎる。



『魔王クレイマン、カリオン、フレイ、そしてミリムがゲルミュッドを使って、傀儡となる魔王の誕生を目論んだ、と。』


全員ギィに聞いたことある名前だな。特に気になるのは魔王クレイマン…ギィにもあまりいい話を聞かなかった。


「単なる退屈しのぎだったのだ!」


退屈しのぎ、か…。


「ミリムにとってはそうかもしれないが、それを邪魔した以上、俺たちが狙われるのも仕方ないか…。」

「これは、ほかの魔王たちも絡んでくるでしょうね。」

「なんということ…トレイニー様にも相談せねば。」

「大丈夫です!リムル様ならばほかの魔王など恐れるに足りません!」

「その通りです!A様にとっては、脅威ですら無いでしょう!」

「ということで、秘密は話したのだ〜。約束通り、新しい武器をよこすのだ、マブダチ!うわっはっは!」


はぁ、カイジンに頼みに行くか…。




翌日、私たちはまたもや会議室に集まっていた。客人が来たのだ。


『私がこの街というか国というか…ジュラ・テンペスト連邦国の代表をしている、A=クリムゾンだ。』

「同じく代表のリムル=テンペストだ。」

「本当にスライムが…!」

「ところでリムルの旦那、以前には見かけなかった方がおられるようですが…そちらのAさんも…」

『ああ。はじめまして、だな。外交は主に私が担当している。よろしくね。』

「紹介するよ。ベニマルにシオン。ソウエイ、シュナ。」

『そしてミリムだ。』

「なっ、」

「で、ブルムンド王国とファルムス王国から、それぞれここの調査に来た、と。」

「我々は…」

「て言うか、そこの嬢ちゃんはともかく、なんでスライムがそんな偉そうにしてんだよ。」


フューズというブルムンドの使者の言葉を遮って、ヨウムというファルムスの傭兵が口を開いた。


「おかしいだろ!なんなんだ?一体。なんでお前らは納得してるんだ。」

「A様を嬢ちゃん呼ばわりするとは…」

「リムル様に無礼ですよ。」

「うるさい黙ってろ優男におっぱi…」

「ふんっ!」

「がっ、」


シオン…その人一応客人だよ…?

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最高です! - 最高最高最高最高最高 (9月27日 19時) (レス) @page6 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
nana1021kpsg(プロフ) - とても面白くてお気に入り作品にさせていただきました!ただ、誰が何を喋っているか分かりづらいので、名前等を書いていただけるとありがたいです。 (2023年3月31日 1時) (レス) @page6 id: 06273e7c15 (このIDを非表示/違反報告)
花怜?ゃ?(プロフ) - もしかして犬夜叉…?? (2023年3月17日 10時) (レス) @page12 id: 364dcb601a (このIDを非表示/違反報告)
わらじ - アクトの鳴き声可愛いです。 (2023年1月20日 23時) (レス) @page48 id: 42cb93ed04 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - すみません。誰かアクトについて教えていただけないでしょうか (2022年8月13日 0時) (レス) @page1 id: 54ed83ce57 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぬこ | 作成日時:2021年9月12日 19時

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