第79話 ページ35
｢じゃあ今日から私たちも友達、だな。｣
｢あ、うむ。｣
｢これから村を案内するけど、俺たちの許可無く村で暴れないように。｣
｢約束な、ミリム。｣
｢もちろんなのだ！約束するぞ、リムル、A！｣
ソウエイは知らせのために街へ戻ったらしい。
と、背後から嫌な気配…というより嫌な予感の塊が…
｢おやぁ？どなたですかな、このちびっ子は？｣
｢ふぬ！｣
ﾄﾞｶﾝ
｢ぐわあああぁぁぁ……｣
｢誰がちびっ子だ。ぶち殺されたいのか。｣
暴れるなって言ったよね…私…
｢いいか？私は今とても機嫌がいい。だからこれで許してやるのだ！次は無いから気をつけるのだぞ？｣
｢ぶはぁっ！吾輩の親父殿が川の向こうで手を振ってるのが見えましたぞ。｣
｢アビルはしっかり生きてるよ。勝手に殺すな、馬鹿。｣
｢あっ。ところで、そちらのちびっk｢あ"あ"ん？｣おっと、お嬢様は一体…｣
｢こいつはミリム。なんでも魔王らしいぞ？｣
｢魔王ですと！？！！？｣
うん、その気持ちはよくわかるよ、ガビル。
｢あのね、ミリム。怒っていたりしてもすぐに殴っちゃ駄目だよ。｣
｢私を怒らせる方が悪いのだ。それに、あれくらいは挨拶のうちだぞ？｣
｢殴り合いは挨拶じゃないよ。だから禁止、ね。｣
｢むうぅ…｣
その後、ミリムを街のみんなへ紹介するために広場へ向かった。
｢新しい仲間を紹介する。｣
｢扱いは客人ということになるから、丁寧に対応してくれ。｣
｢ミリム・ナーヴァだ！｣
｢なんと…！｣
｢魔王ミリム様！｣
｢おお、ご尊顔を初めて拝謁出来ましたぞ！｣
おお、かなりの人気だな。
私がギィの事を里のみんなに話した時とは大違い…
｢さすがリムル様、A様っす！｣
｢あの暴君とああも親しげに…！これでこのテンペストも安泰というものだ！｣
｢今日からここに住むことになった！よろしくな！｣
｢えぇ！？｣
｢ミリム！？｣
｢｢｢うおおぉぉぉ！！｣｣｣
｢住むってどうゆう意味だ？｣
｢そのままの意味だぞ？私もここに住むことにしたのだ。｣
｢え、えぇ…ま、まぁ本人がこう言ってるし…そのつもりで対応して欲しい。｣
｢｢｢うおおぉぉぉ！｣｣｣
ほんとに人気者だな…
｢何かあったら、私を頼ってもいいのだ！｣
｢｢｢うおおぉぉぉ！｣｣｣
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最高です！ - 最高最高最高最高最高 (9月27日 19時) (
レス) @page6 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
nana1021kpsg(プロフ) - とても面白くてお気に入り作品にさせていただきました！ただ、誰が何を喋っているか分かりづらいので、名前等を書いていただけるとありがたいです。 (2023年3月31日 1時) (レス) @page6 id: 06273e7c15 (このIDを非表示/違反報告)
花怜?ゃ?(プロフ) - もしかして犬夜叉…?? (2023年3月17日 10時) (レス) @page12 id: 364dcb601a (このIDを非表示/違反報告)
わらじ - アクトの鳴き声可愛いです。 (2023年1月20日 23時) (レス) @page48 id: 42cb93ed04 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - すみません。誰かアクトについて教えていただけないでしょうか (2022年8月13日 0時) (レス) @page1 id: 54ed83ce57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこ | 作成日時：2021年9月12日 19時
