出会い 2 ページ25
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「ねぇ。君さぁ、名前なんていうの？」
このまま別れてしまうのが、何となく名残惜しくて、
相葉は彼に名前を訊いてみた。
「はぁ？…なんでサンタに名前教えなきゃなんないのよ？」
「ん〜…ナンパ？」
「はいっ！？意味分かんねぇ…俺、オトコなんですけど…？」
「そんなの見りゃあ分かるよ」
サンタの言ってる意味が理解できず、二宮は口元を手で擦って彼を見上げた。
こいつ、バカなんだろうか…。
邪心無くにこにこと笑う彼と目が合い、二宮は恥ずかしくなった。
帰ろう。
こいつには、かかわらない方がいい、きっと。
「あの〜、じゃ、俺帰るところだから…」
さよなら〜と二宮は手を上げた。
「だからぁ、名前〜」
その前にサンタが立ちふさがる。
「しつこいサンタだな」
「ね、手、出して」
にこにこと相葉は自分の右手を出した。
「何でだよ」
「いいから」
ぶらりと腰に垂れたままの二宮の右手を、
有無を言わさず取って、ぎゅっと握ってみた。
心の中で、
(そのジャケットすげー似合ってる。どこで買ったの？)
そう訊いてみる。
「おい、キモイな。触んなよ。どこで買おうがカンケーねーだろ？」
二宮は、ぶん、と手を振り払うと、
「だから、ヘンな腹話術やめろよ。なんなんだよ」
キッと相葉を睨んだ。
やっぱり、聞こえてる。なんでだろう。
睨まれてることなど全然意に介さず、相葉はまじまじと二宮の顔を見つめた。
「アンタ、俺の話、聞いてる？」
見つめられて、恥ずかしそうに口を尖らした目の前の男が、
目だけで相葉を見上げる。
相葉は、その茶色の瞳に視線を定めたまま言った。
「君…誰？」
「はぁ？」
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もここ(プロフ) - なおたろさん» なおたろさん♪わーい！ドキドキしてくれてありがとー！まちゃきに捕まっちゃったにのちゃんだけど、彼は彼でいろいろ考えてるみたいです…。漫才みたいな楽しい二人が書けるようにがんばるー♪ (2014年8月11日 1時) (
レス) id: 63ce9828a2 (このIDを非表示/違反報告)
もここ(プロフ) - えーすさん» えーすさん！お返事遅くなってごめんねー！フェスのＳＡの話をうんうんしながら書いてた！ふふふ！ここの雅紀くんはやるねー！な男の子なので、にのちゃんに強気なのー。でもそこはにのちゃんも負けてないからね？しばらく二人の掛け合いを楽しんでもらえたら嬉しいな♪ (2014年8月11日 1時) (レス) id: 63ce9828a2 (このIDを非表示/違反報告)
なおたろ(プロフ) - わわわー腕を掴まれたままの二人の攻防にめちゃめちゃドキドキしました♪この先の展開がすっごく楽しみです♪ (2014年8月7日 21時) (レス) id: 8953fe45d7 (このIDを非表示/違反報告)
えーす(プロフ) - めっちゃ男前なまちゃきですねえ。すっとぼけたり、からかってみたり。手玉にとってるのがいいけれど、相手がニノちゃんってのがやはりお似合い！ここの二人はまだ顔見知りだけど、やっぱり二人でいるとまちゃきがかっこ良くなるから堪りません！ (2014年8月7日 7時) (レス) id: f62abe07ca (このIDを非表示/違反報告)
もここ(プロフ) - けめさん» けめっち〜♪ほぼほぼ私の趣味のお話にまでつき合ってくれてありがとー！ここのまちゃきさんはカッコイイ設定なので（いえいえリアルもカッコイイけどね？笑）カズくんといい感じにやり合ってくれるかなぁ…。次の更新待っててね〜♪ (2014年8月6日 21時) (レス) id: 63ce9828a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もここ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/mokoko_pl_f/
作成日時：2013年11月19日 15時
