しち ページ8
·
「あ、あまの〜…！」
悠仁は安心してへたりと地べたに座り込んだ。
『五条、自分以外の特級を侮るなかれよ』
五条は黙り込んで俯いてる。
まぁ、絶望するわな
「五条先生…」
『悠仁心配せんでええよ
俺今から呪術師側につくから五条も心配すんな、第一お前は一々報告する人間なん？』
五条「…、そうだね、」
五条は立ち上がり少し死んだ顔で笑いおちゃらけ始めた。
こいつも病んでんのか？
五条「君が呪詛師的行為をしてようがなかろうが傑の従兄弟って時点でかーなーり警戒されて最悪消される
多分僕が消す役になる
縛りを結ぶなら報告しない」
『決まりやな、ちな俺は呪術師になった訳やないから自由にやらせてもらうで
この子の無事は保証する』
悠仁の頭に手をポン、と置いて撫でてやる。
五条「はは、かなり信用できるね」
確実に俺を殺せる奴は五条だけだ、乙骨にはギリ殺されるかも
だから悠仁を護れる自信はある。
俺は五条公認の悠仁のセコムだ
これ程名誉な事はない
『悠仁、俺は悠仁のセコムやから安心してな
昨日の夜みたいに優しくしてやる』
「！！」
五条「！？」
悠仁は顔を真っ赤にした、絵文字にするとまさに"°―°"このような表情をした。
五条「ちょ、ちょっとどうゆうこと？！」
『んー？…ひみつ』
に、と歯を見せて笑ったら五条は変な事を妄想しだした。
なに勘違いしてんだこいつ…
「う…、恥ずかしいからあんま思い出させんで…」
五条「悠仁？？！！」
「おい悟うるせーぞ！」
「しゃけ！」
少し遠い方から声が聞こえた。
五条の生徒か？
にしても舐められてるな…これキレるんじゃ、
五条「別にいいじゃーん！」
「あ"ぁ？！」
「おかか！！」
五条「えぇ…」
生徒に尻敷かれてる最強の教師っているんだな…
二人組の女の子の方が何か気付いてこっちに駆け足できた
男の子は置き去りにされてる
呪具持って
「お前！！」
『は？！』
薙刀の刃の部分に巻かれた布を強引に取って結構高くジャンプした。
あれこれ…
「お前夏油だろ！」
本気で呪具を振り下ろしてきた。
『おま、俺夏油やけどお前の思ってる夏油とちゃうわ！！』
刃の部分をスパーンッと両手でキャッチした。
あぶねぇあぶねぇ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
来世は抹茶パフェ(プロフ) - こおりさん» コメントありがとうございます、更新がんばろ！ (2022年8月8日 16時) (
レス) id: 7ab24f3f09 (このIDを非表示/違反報告)
こおり - 初コメ失礼します！！ この作品が面白くて大好きです！更新頑張ってください！！応援しております！！！ (2022年8月5日 2時) (レス) @page8 id: 7142da3b96 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：抹茶 | 作成日時：2022年6月6日 2時
