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いち ページ2

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『ふーん…霊媒師なんや』


「でも、俺…呪物食べちゃって…殺されるんだ…」


『そっかぁ………マジで食べちゃったん!?』


この子凄い…よく食べれたな


関心してると隣から啜り泣く声が聞こえた

手を伸ばし、背中を優しく撫でる。


『何歳?』


「…15」



『そっか、15歳で殺されるって辛いな…』


「…嘘だと思わんの」


『思わん』


確かに非現実的、嘘かもしれない

けど言い方と雰囲気で事実だと確信した。


それに俺は経験豊富だから嘘は見抜ける。


『それに君より沢山背負ってた人と会った事ある』


「…やっぱ俺より辛い人居るよな、俺が弱いだけ…」


『俺は弱いと思わんで』


「…え、?」




『悩み抱え過ぎて家族を殺した(棄てた)

そいつの良心は死んでた

否、呪われてた(殺されてた)



けど君はまだ死んでない。
そう自分を卑下するな、君は強い』


今まで色んな子に言った言葉ではなく、本心

自分がこんな事を言うとは思わず動揺した。


だがこれは俺の本音、本当に強いと思った。


「…ありがと、」





『呪術師って、大変だな』


「………!?何で、!」



立ち上がり、宿儺の器に手を差し出す

が、警戒して俺の手を拒むが問答無用


器の手を強引に掴み、立たせて腰に手を添える。



『俺はあまの、

よろしくね、虎杖悠仁』


腰に手を添えたのは勿論逃さない為



「!?何で俺の名前知って…!」


てっきり嫌いなタイプかと思ってた

けどそれは決めつけだった。




『俺は呪詛師だ』



虎杖悠仁、俺の好きなタイプだ

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来世は抹茶パフェ(プロフ) - こおりさん» コメントありがとうございます、更新がんばろ! (2022年8月8日 16時) (レス) id: 7ab24f3f09 (このIDを非表示/違反報告)
こおり - 初コメ失礼します!! この作品が面白くて大好きです!更新頑張ってください!!応援しております!!! (2022年8月5日 2時) (レス) @page8 id: 7142da3b96 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:抹茶 | 作成日時:2022年6月6日 2時

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