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アンが絡まれるのは
珍しくないからか
アレンは驚くどころか
ため息をつきながら話す
アレン「はぁ…、そういう時くらい大人しく帰って来いよな?ただでさえ勘違いされやすいんだから」
アレンの言葉に
アンがヒートアップしそうになったところを
夏準がなだめる
夏「はいはい、喧嘩はその辺でおしまいです。音夢を困らせないでいただけますか?」
すると、夏準の上着のポケットから
小さめの封筒が落ちた
\カサッ/
「…あ、夏準何か落ちたよ?」
夏「あぁ、すみません」
アレン「ん?なんだそれ、なんかの手紙か?」
夏「なんでしょうか?僕たち宛ての様ですが、こんな物いつ…?」
落ちた封筒をちらりと見ると何かが見えた
「封筒の端に何か書いてない?」
アレン「っ!おい夏準っ、それ見せてくれ!」
俺の言葉に反応したアレンは
目を見開き夏準から封筒をとりあげる
アン「どうしたの?血相変えて。元カノとのヤバい写真でも入ってた?w」
アレン「…Paradox…!」
アン「…アレン、今なんて…?」
とりあげた封筒の文字を見て固まるアレンに
夏準もその文字を横から覗き込む
夏「…CLUB Paradox…!」
アン「パラドックスって…あのParadox?!」
「アレンがよく話してるやつ?」
アレン「あぁ!幻影ラッパーなら知らないヤツは居ない!今から10年前、世界で初めて幻影ラップが行われた場所!Paradox無くして今のHIPHOPシーンは語れない!今でも語り継がれて…!」
夏「『伝説のMCチーム武雷管のホーム!』…ですよね?100万回は聞きました」
アン「夏準、これを言い忘れてる『いつか絶対武雷管を越えてやる〜!』もねw」
アレン「1年たらずで世界各国のヒットチャートを独占、総売上枚数は20億枚以上!幻影ライブの原点にして頂点なんだ!俺達がっ!……越えなきゃ行けない存在だ…!」
「つまり凄いチームが活動拠点にしてた凄い場所ってことだよね」
アン「それで?そのParadoxが僕たちに何の用?」
夏「そもそも、本物かも怪しいですけどね」
アン「ふふっ面白いじゃん、とりあえず中を見てみようよ!」
アレンは封筒を開けて紙を取り出した紙には
取り出してすぐに見える形で
『Invitation』と書かれていた
詳細をアレンが読み上げ
それを俺達は聞いていた。
内容はしっかりとした文章で書かれていた
アレン「なるほどな、まぁ要するに『今のシーンで最強を決めるイベントを開催する』って事か」
夏「へぇ?面白いじゃないですか」
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みくん - 面白いですね!また書いてください! (2021年2月7日 20時) (レス) id: 1610ed020f (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - 零紅@ヌフさん» いえいえ、お役に立てて光栄です。更新楽しみにしてます(^^) (2020年2月10日 21時) (レス) id: b3ca34c5e8 (このIDを非表示/違反報告)
零紅@ヌフ(プロフ) - ルークさん» MCネームとごっちゃになってました……教えて頂きありがとうございます…… (2020年2月9日 23時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
零紅@ヌフ(プロフ) - ルークさん» コメントありがとうございます…!そしてルビめっちゃ間違えてる!ご指摘ありがとうございます!! (2020年2月9日 22時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - これからも楽しみにしてます。更新頑張ってください! (2020年2月9日 19時) (レス) id: b3ca34c5e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零紅 | 作成日時:2020年1月30日 9時