馴れ初め：翠石 依織 ページ16
依織side
初めて音夢を知ったのは
ファントメタル使用者を調べてた時やった
金持ちの所のボンボンが
幻影ライブに魅了されて
メタルに手を出したっちゅー
よくあるヤツやった
どうしたもんかと考えてた矢先に
アンちゃんの紹介で等の本人が
クラブのボーイのバイトを申し出て来よった
動向を伺うのにもってこいや いうて
すぐに採用やった
そう、動向を伺うのが
当初の目的やったんやけどなぁ…
ーーー
「あ！依織さん！おはようございます！」
ーーー
「他にお力になれることはありますか？あ！お店の開店前とかでもいいなら事務作業も手伝いますよ！」
ーーー
どんだけ仕事が忙しくてもゴキゲンで
それでいて芯が通ってるとこもある
いい子やった
いつの間にか情が湧いとった
そんな警戒心が無くなった時や
あれは裏稼業で多少 上手くいかんかった
ときやったやろか
イライラしてるとこを音夢に見られてしもた
依「…クソッ…！」
「わっ！」
依「っ！なんや、音夢やないか〜！今のは少〜しイラついてただけやから気にせんとってや？えらい驚かしてしもてスマンなぁ！」
「…依織さん、俺は紗月ちゃん達とは違って弟じゃないですよ？」
依「ん？」
「他の皆には心配させちゃダメだって思うのもわかります。皆のかっこいいアニキで居るのは俺から見てもかっこいいなって思いますよ、けど、他の皆がいない時くらい…俺とだけの時くらいアニキとして振る舞わなくなって良いんですよ？俺の前でくらい、アニキじゃなくて、翠石依織さんとして居ていいんですよ」
依「！」
「俺は皆と違って家族では無いから、俺にだったらいくらでも心配かけちゃったっていいんですから！あ、でも かけすぎはちょっと困っちゃうかもしれないけど…。あ！もちろん依織さんのしてるお仕事の内容を教えろとか、そんなつもりは全くなくて！問題ない範囲でなら話を聞くことだってできるし、それ以外の部分で手助けできることがあればやりますよ！て意味で…ほら！他にやる事が無くなれば依織さんにしか出来ない件にさける時間も増えるし…」
依「ぷふっ！アハハハハハハ！！」
「えぇ！？なんで突然笑うんですか！？」
依「いや、大学生がデッカイこと言うもんやから！」
「そんなこと言いましたかね？」
依「音夢なら薄々気づいてるんやろ？俺が組率いてるアタマやって事。そんな相手に…アハハ！そない言われたんは初めてやわ！」
こん時からや
音夢が俺のお気に入りなったんは
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みくん - 面白いですね！また書いてください！ (2021年2月7日 20時) (
レス) id: 1610ed020f (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - 零紅@ヌフさん» いえいえ、お役に立てて光栄です。更新楽しみにしてます(^^) (2020年2月10日 21時) (レス) id: b3ca34c5e8 (このIDを非表示/違反報告)
零紅@ヌフ(プロフ) - ルークさん» MCネームとごっちゃになってました……教えて頂きありがとうございます…… (2020年2月9日 23時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
零紅@ヌフ(プロフ) - ルークさん» コメントありがとうございます…！そしてルビめっちゃ間違えてる！ご指摘ありがとうございます！！ (2020年2月9日 22時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - これからも楽しみにしてます。更新頑張ってください！ (2020年2月9日 19時) (レス) id: b3ca34c5e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零紅 | 作成日時：2020年1月30日 9時
