【男主】ドッグボーイ【スパイダーマン】

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最初のうちは俺も律儀にノックされる毎に扉を開けて部屋に戻らせていた

けれど女の子達はこちらの気も知らず、小分けにしてやって来る。

何なんだよ、どうせ来るならみんなまとめて来てくれよ。みんなまとめてお断りするから……

俺は途中からうんざりしてノックを無視していた

脱衣場で服を脱いでいるとまたノックの音が聞こえた

ピ「…っ」

ピーターは俺が無視していいって言ったから無視をした

俺はシャワー室に入ってシャワーを浴びた

コンコン

ピ「〜っ、ニック、やっぱり無視できないよ！少ししたらすぐにまたノックされてるし…！」

「〜っ、あぁもうっ！」

ピ「あ、ニック！」

俺はシャワーを止めて髪もビタビタのまま腰に1枚のタオルを巻いて、ノックされていた扉を勢い良く開けた

バンッ！

扉の前には何人もの女の子達が居た

「……悪いけど、俺今取り込み中なんだ……俺は部屋から抜け出すつもり無いからさ……ごめんね？……先生ーーー！！！！部屋を抜け出してる生徒がいまーーーす！！！！！！」

「「「「「！？」」」」」

俺は廊下に向かって大声を出した

すると奥の部屋から扉が開く音がする

女の子達はすぐに駆け出して行った

それを確認して俺は扉をしめた

バンッ！

ピ「……ニック…」

「ごめん、ちょっとさすがにシャワーもゆっくり浴びれ無いなんて耐えられなくてさ…」

ピ「…でもちょっとくらい話を聞いてあげても良かったんじゃない？気になる子居なかったの？」

今 目の前にいるけどね

「女の子と仲良くなる事よりも先生に怒られる方が嫌かな？…シャワー浴び直してくる」

ーーー

「ふぅ…気持ちよかった……ってピーター、まだ着替えて無いの？」

ピ「パンツは履いたよ」

シャワーを浴び直して戻ったらピーターまだ腰布1枚でいた

目のやり場に困るから早く服を着てくれ…

「風邪ひくよ」

ピ「大丈夫だよ、暑かったんだ…っくしゅ！」

「ほら、言ってるそばから！ピーターに風邪を引かせて帰らせたら俺がおばさんに怒られるよ」

ピ「今のはちょっと鼻がムズムズしただけだって！心配性だなぁ」

「ピーターは俺より先に出てるんだし…」

ピ「…じゃあこうしたらいいよね！」

「！？」

ピーターは突然俺に抱きついてきた

「なっ、ちょっとピーター…っ/////」

ピ「さすがワンちゃん、暖かいね」

「ちょっ、ピーター、離れろよっ/////」

ピ「なんで？抱きしめるのなんていつもの事でしょ？」

裸で抱き締められた事なんて無いって！

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