11 ページ11
「ん…」
ピ「あ、起きた？」
「え、ピーター！？え、俺…あぁごめん！あのまま寝ちゃったのか！？そんなつもり無くて！どれくらい眠ってた？重かったよな、ホントにごめん！」
俺は身体を起こし下敷きにしていたピーターも起こす
ピ「大丈夫重くなかったし、むしろ僕の方が謝らないといけないというか…」
「え？」
ピ「あ、いや！なんでもないよ！」
「起こしてくれて良かったのに…ピーターの匂いに包まれて気が緩みすぎた…」
ピ「苦手な課題を頑張ってやったし疲れちゃったんだよ、疲れは取れた？」
「気を使って寝かせててくれたの…？」
自分が下敷きになってたのに？
チュッ
ピ「え！？///」
「ありがとうピーター、疲れはキレイさっぱり取れたよ」
ピ「な、何でキスしたの！？」
「え？あー、ワンコって懐くとペロペロ舐めてくるだろ？ドッグボーイの力が目覚めてから、耳と鼻だけじゃなくてそういうのも犬っぽくなったというか…親愛の気持ちでキスしたくなる…って言うのかな？ワンコみたいにペロペロしたくなる感じで気に入った人にキスしたくなる様になったんだ」
ピ「なったんだって…」
「頬だから挨拶と変わらない感じで受け止めて欲しいんだけど…嫌だった？ごめん…今度からは…」
ピ「ああああ嫌とかそういうんじゃないよ！！ただ、いつも何でかなって思ったから聞いただけだからっ！」
「そう？なら良かった！なんだか本当に犬っぽさが日に日に増してる気がして…なるべく出さないようにしてるんだけど…ピーターの前では隠さなくていいから気が楽だよ」
ピ「撫でられたいのもその影響？」
「あーそうかも？撫でられたのがはじめてだったから嬉しかったのも本当だけど、相まってって感じなのかな？」
ピ「なるほどね」
「ふぁ〜…俺はそろそろ…っ！？待って、俺こんなに寝てたの！？」
俺は自分の携帯で時間を確認して驚く
時間は既に夕飯時だった
「すごく迷惑じゃないか！！パーカーさんに謝らないと！！」
ピ「あ！ちょっとニック！」
俺は自分の荷物を持ってピーターの部屋を駆け出す
「あ、あの！すみませんパーカーさん！俺、課題が終わってから疲れて眠っていたみたいで！すぐ帰ります！」
メ「あら、そうだったの？気にしないで大丈夫よ？なんなら夕飯に誘おうかと思ってた所だったの。あ、お母様がもうご用意してるかしら？」
「え、あ、いえ…一人暮らしなので…」
メ「あら、そうなの？若いのに大変ね？でもそれなら遠慮なく…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
零久(プロフ) - 蓮さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！更新頑張ります…！ (2018年12月5日 14時) (
レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - 凄い面白いです！早く続きが読みたいです！ (2018年12月5日 14時) (レス) id: 1aa604100b (このIDを非表示/違反報告)
零久(プロフ) - さん» わわわわわ！コメントありがとうございますっ！すみませんっhit数に対してなかなかコメントが付かなかったもので消してしまいましたっ＞＜5は確か新キャラでしたよね！？ご回答ありがとうございます！ (2018年11月27日 2時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
- いつも楽しく読ませていただいてます！5の展開が個人的に好きです！ (2018年11月26日 21時) (レス) id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：零紅 | 作成日時：2018年11月22日 1時
