358.花言葉 ページ28
3「おお…こんな所に植物園があったなんて知らなかった」
「俺もね、来るのは初めてなんだ！楽しめるといいね！」
本日はお日柄も良く、つかさとの植物園デートも穏やかな雰囲気で始まった
「つかさ、手繋ご？」
3「！…あ、ああ…//」
ぎゅっ
「あはは、照れてるつかさ可愛い〜♪」
3「う、うるさいっ！恥ずかしいだろ…！？」
「だってほんとだし〜？」
軽口を叩きながらも、握ったつかさの手は小さくて、可愛らしい女の子の手だなぁ なんて思った
3「凄いな…！本当にたくさん綺麗な花たちが…！」
チケットを買って園内に入ってみると
花々が織り成す美しい光景が広がっていた
「あ！見てつかさ！サボテンがあるよ！」
俺はサボテンの前で屈んだ
3「本当だ…けど、これだけ沢山ある中で真っ先にサボテンか？」
つかさは俺の後ろで俺とサボテンを見つめてる
「だってさ、サボテンってつかさ達みたいだからさ？可愛いなって」
俺はつかさに振り返りながら言う
3「私達…？それはトゲがあって扱いづらいって意味か？」
つかさは不満げに俺の隣に屈んだ
「違うよ！あのね、花言葉ってあるでしょ？あれって植物1つに対してたくさんの意味があるんだ。それでサボテンにも何個かあるんだけど…」
3「花言葉？」
「『燃える心』とか『暖かい心』とか、西洋の花言葉だと『忍耐』とかもあってね、寒さにも暑さにも耐えて懸命に成長して行くの、つかさ達パトレンジャーみたいじゃない？だから俺は割とサボテン好きなんだ」
3「…！〜っ///そ、そうか…悪い意味じゃなくて良かった…」
「それに、サボテンはよく観葉植物とかにされるでしょ？少ない水で育ってくれるし世話しやすいし扱いづらく無いんだよ？」
3「ハルキは花にまで詳しいのか」
「まぁね〜？あ、それと、サボテンが1番つかさっぽいなと思う所はね？こんなに見た目はトゲを付けててカッコいいのに凄く可愛い花を咲かせるんだよ？あ！ほらこのサボテン1つ花を咲かせてる！」
3「本当だ、可愛いらしいな…」
「ね？つかさみたいでしょ？カッコよくて可愛い♪」
3「っ!!/// ほ、本当にハルキは…っ、その笑顔は心臓に悪い…っ」
「えぇ！？そんな事言われても…」
つかさは俺の手を取り勢い良く立ち上がった
「つかさ？」
3「私以外にそんな笑顔を見せるのは癪に障る…サボテンが私達だとするなら、圭一郎やサクヤには見せたくないから…〜っ、とにかく次に行くぞ！///」
つかさ少し頬を染めながらそう言った
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零久(プロフ) - とまとさん» 嬉しいです！ありがとうございます！そのお言葉を糧として完結頑張ります…！ (2019年2月13日 0時) (
レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
とまと - めちゃめちゃはまってます。はまってしまいました！最高です！ゆっくりでいいので完成を楽しみにしてます。 (2019年2月12日 23時) (レス) id: 28b0bda977 (このIDを非表示/違反報告)
零久(プロフ) - 黒龍さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！(泣)頑張ります！ (2019年2月11日 10時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
黒龍(プロフ) - ルパパトは終わってしまいましたがこの小説はまだ終わっていないので楽しく完結を待っています！！頑張ってください！ (2019年2月11日 2時) (レス) id: 9f4f5ff9ef (このIDを非表示/違反報告)
零久(プロフ) - 來瑠魅ーくるみーさん» 7人のENDルートに関しまして、パスワードにしてあるのは現在制作中だからなので、ページを先に作っただけでまだ中身はありません、こちらの本編の完結のタイミングで全体公開にして、リンクで飛べるようにするつもりです！閲覧制限をしているわけでは無いのでご安心を！ (2019年2月8日 23時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零紅 | 作成日時：2018年9月23日 3時
