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「"そんな事ない"で合ってるよ、だってそのヘアゴム、あの子のために買ってきたんでしょう？」
赤「っ、…俺は…偽物で取り繕おうとしたんだ…あの子が探してたのは、親に買ってもらったあのケイちゃんが見つけた髪飾りだったのに…俺がしたのはズルだ…」
「…確かに、あの子が無くした本物じゃ無いかもしれないけど…その魁利が買ったヘアゴムは、間違いなく魁利の優しさそのものだよ？
…仮に本物が見つからなかった時、魁利がそのヘアゴムを渡してたら、あの子はきっと喜んだはずだ、魁利があの子を喜ばせようとしたのは、誰が何と言おうと優しさだ。魁利のお兄さんも素敵なお兄さんだし立派な人だと思うけど、魁利だってお兄さんと同じだよ」
赤「…ハル…」
「…そういえば最近使ってたヘアゴム無くしちゃったんだよね〜、魁利なんかいいの持ってたりしないかな？」
赤「え？」
「魁利の優しさはズルくなんて無いもん」
赤「…ハル…こんなんで良いの…？」
「うん！ありがと！ふふ、魁利の優しさは俺が独り占め〜♡」
赤「っ、あーもう、ほんとに…っ」
「わっ！」
ぎゅぅぅ
魁利からヘアゴムを受け取り喜んでいると突然
抱きしめられてしまった
赤「どんだけ惚れさせれば気がすむんだよ…ばか」
ーーー
「…よし、ここだ」
赤「やっぱ、ただの旅行じゃないよなぁ」
俺達はあの後ケイちゃんに密かに付けたGPSを元に追いかけると、人影の無い業者向けの倉庫に行き着いた
魁利は倉庫の中に入り監視
俺は倉庫の外から見守った
男「よぉ……待ってたぜ？社長さん」
ケイちゃんが社長…ほんとスマホハッキングした時には笑ったわ
ケイちゃんのここへ来た目的は取り引きだ、相手はケイちゃんの持って来た多額の金を見ると笑い出す
1「取り引きの前に、現物を見せてもらおう」
男「そりゃそうだ…おい」
取引相手のボスと思われる男が手下に言いつけてケイちゃんにアタッシュケースの中身を見せる
…！VSビークル！なるほど……ん？
倉庫の中を見ているとケイちゃんの背後の物陰にチンピラ共が複数人…
まぁそうだよなぁ…よし、俺も行くか！
「社長〜っ！探しましたよっ、社長！1人で行ってしまわないでください！せめて秘書の俺 だけでも良いから付けて歩いて貰わないと困りますっ！」
1「っ！？ハルキ？！」
男「アンタらの手には何も渡らないってのに…悪いが、金も命も頂く。秘書さんもまとめてな！」
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零久(プロフ) - 宇佐美葉月さん» そ、それはなんと返したらいいのか…励ましのお言葉ありがとうございます…！更新頑張ります！ (2018年9月9日 22時) (
レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
宇佐美葉月 - 追記で、私の第2まで行った作品が変な事態になって最初からになってしまったので、零久さんはまだ大丈夫な方です。安心して更新してくださいね。 (2018年9月9日 19時) (レス) id: dc475b5687 (このIDを非表示/違反報告)
零久(プロフ) - 宇佐美葉月さん» あ！そうだったんですね！まだ見てなかったんですけど運がいいですw教えてくださってありがとうございます〜！ (2018年9月9日 18時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
宇佐美葉月 - あ、でも今週の放送は来週と繋がってるみたいだったので、焦らなくて大丈夫です。無理しないでくださいね。 (2018年9月9日 17時) (レス) id: dc475b5687 (このIDを非表示/違反報告)
零久(プロフ) - アオさん» ありがとうございます！ (2018年9月9日 9時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零紅 | 作成日時：2018年8月16日 22時
