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317.↓(咲也 ページ37

2「ハルキさーん!やっと僕の順番回ってきましたよ〜!」

ぎゅぅぅぅ

「わっ!サクちゃん、えと…お待たせ?」

俺から離れて「はい!すごく待ち遠しかったです!」と言うサクちゃんはやっぱり わんちゃんだ

思わず甘やかしたくなる

ちゅっ

「ふふ、待ってられて偉いね」

サクちゃんの首に手を回し、少し背伸びをしてサクちゃん頬にキスをする

2「…場所が違いますよハルキさん」

「え?んっ」

ちゅっ

今度はサクちゃんから唇にキスをされる

2「キスはここにするものですよ?」

「うーん、でも俺は胸元とか、腕とか違う場所にキスするのも好きだけどなぁ?」

2「そういう話じゃないんですけど…まぁいっか!行きましょう!」

「どこ行くー?」

2「滑り台なんですけど、他の人ともう行っちゃいました?」

「いや、ウォータースライダーなら行ったけど滑り台は行ってないよ」

ーーー

「待って?想像してた滑り台と全然違うわ…」

目の前にあるのは高さ23mのほぼ垂直な滑り台

ほぼ滑ると言うより落下だ

2「さ!行きましょうか!」

「えっ、えっ、え?これ?これやるの?」

2「はい!ハルキさん絶叫マシンとか大好きなんですよね?」

「え?うん、絶叫マシンは大好きだけど?」

2「良かった!じゃあ行きましょう!」

いやいやいや良かったの意味はよく分からないよ!?

絶叫マシンと滑り台じゃ全然違うよね?!


そんな事を考えていたらいつの間にやらサクちゃんに連れられて滑り台の乗り込み口へ

2「この滑り台、横並びで2人で滑れるみたいなんです!」

「へぇーそうなんだ…」

2「だから一緒に行きましょう?」

「え?あー、イく?へー、イくのね?ふーん…」

もう自分でも何言ってんのかよく分からない

が、俺はサクちゃんに手を引かれて滑り台に座らされていた

2「行きますよー!わー!!」

「へー…っ!?ちょっ!待っ…!うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!」

ぼーっとしていたら突然の浮遊感に襲われ俺は隣にいたサクちゃんにしがみつく様に抱き着いて、そのまま着水した

バッチャーン!

2「ハルキさん!?大丈夫ですか!?」

「ッコホ、大丈夫、ちょっと水飲んじゃっただけだから…」

2「そうじゃ無くて!絶叫マシン大好きなのとか嘘だったんですか?本当は苦手だったなんて知らなくて…そんなの強がらなくていいのに…」

「いや、違うよ、絶叫マシンはホントに大好きなんだけど、俺が苦手なのは安全保障がされてないやつっていうか…」

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零久(プロフ) - 宇佐美葉月さん» そ、それはなんと返したらいいのか…励ましのお言葉ありがとうございます…!更新頑張ります! (2018年9月9日 22時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
宇佐美葉月 - 追記で、私の第2まで行った作品が変な事態になって最初からになってしまったので、零久さんはまだ大丈夫な方です。安心して更新してくださいね。 (2018年9月9日 19時) (レス) id: dc475b5687 (このIDを非表示/違反報告)
零久(プロフ) - 宇佐美葉月さん» あ!そうだったんですね!まだ見てなかったんですけど運がいいですw教えてくださってありがとうございます〜! (2018年9月9日 18時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
宇佐美葉月 - あ、でも今週の放送は来週と繋がってるみたいだったので、焦らなくて大丈夫です。無理しないでくださいね。 (2018年9月9日 17時) (レス) id: dc475b5687 (このIDを非表示/違反報告)
零久(プロフ) - アオさん» ありがとうございます! (2018年9月9日 9時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零紅 | 作成日時:2018年8月16日 22時

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