314.↓ ページ34
ご飯を受け取り俺達はテーブル席へ移動した
「なんか匂い嗅いだら急にお腹減ってきたかも！いただきます！」
青「いただきます」
「んー！やっぱり焼きそばって海の家とかそういうのの定番って感じがしていいね！美味し〜」
青「あぁ、カレーも美味いぞ、食べるか？」
「じゃあお言葉に甘えて！」
青「ほら」
トーマさんはスプーンに米とカレールーをすくい俺の方に向けてくる
「…ん？自分で食べれるけど？」
青「わかるだろ、俺達今デートしてるんだし妥当だろ？」
「そんなに言うならいいけど…あー」
青「最初からそうしてればいいんだ」
トーマさんに向けて口を大きく開くと口の中にスプーンを入れられる
「んー！カレーも美味しいね！じゃあ俺もお返しに…はい、あーん！って焼きそばではあーん は難しいねww」
青「ん…焼きそばも美味いな」
「うん！美味しい！…美味しいけど……」
青「どうした？苦手な物でもあったか？」
「そうじゃなくてね？…やっぱりトーマさんが作る料理の方が美味しいなぁと思ってさ。毎日トーマさんの料理食べすぎて舌が肥えちゃったかな？」
青「…！」
「トーマさんと外食に来ると、トーマさんのお料理が食べられないのがネックだなぁ〜」
青「今度のデートは家ですればいい」
「それは…身の危険を感じる…」
青「家に来たとなったら覚悟のうえだと見なすからなぁ？」
「トーマさんが1番ガツガツしてる説…」
青「それでも好きだろ？」
「…っはい……好きです…//」
青「ふっ…」
ぽんぽん
俺が俯くとトーマさんは俺の頭をぽんぽんと撫でて微笑んでいた
「〜〜っそういうのずるいわ…っ」
ーーー
なんだかんだ話しながら食事を完食した
焼きそばを食べた俺は口周りが油まみれだった
「トーマさん、口 拭きたいからその紙ナプキン取ってもらってもいい？」
青「ん？あぁ」
「ありがんんっ？！」
トーマさんは手に取った紙ナプキンをそのまま俺の口元に運び、俺の口元を拭きだした
「…なんか俺 赤ちゃんみたいな扱い受けてるんですけど…？……パパー、俺もう子供じゃ無いよー(棒)」
青「そう機嫌を悪くするな、子供扱いをしたつもりは無い」
「でも今のは完全に親が子供にやるやつだよ…」
ぐい
「え？」
チュックチュッ
青「んっ…安心しろ、ハルキは俺にとって恋人だ」
「子供扱いが不満だっただけなのに…っ」
青「好きだろ？」
「ええとてもっ！」(ヤケ)
…少しずつトーマさんに調教されてる気がしてならない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
零久(プロフ) - 宇佐美葉月さん» そ、それはなんと返したらいいのか…励ましのお言葉ありがとうございます…！更新頑張ります！ (2018年9月9日 22時) (
レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
宇佐美葉月 - 追記で、私の第2まで行った作品が変な事態になって最初からになってしまったので、零久さんはまだ大丈夫な方です。安心して更新してくださいね。 (2018年9月9日 19時) (レス) id: dc475b5687 (このIDを非表示/違反報告)
零久(プロフ) - 宇佐美葉月さん» あ！そうだったんですね！まだ見てなかったんですけど運がいいですw教えてくださってありがとうございます〜！ (2018年9月9日 18時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
宇佐美葉月 - あ、でも今週の放送は来週と繋がってるみたいだったので、焦らなくて大丈夫です。無理しないでくださいね。 (2018年9月9日 17時) (レス) id: dc475b5687 (このIDを非表示/違反報告)
零久(プロフ) - アオさん» ありがとうございます！ (2018年9月9日 9時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：零紅 | 作成日時：2018年8月16日 22時
