【男主】心が狙われています５【ルパパト】

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トーマさんが後から出てきたうちの、金色の金庫を持った方の敵のコレクションを奪おうとビークルを金庫にあてるが、金庫は開かずトーマさんは攻撃をくらってしまった

X「…っいけない！」

ノエルくんは一時的に敵の目をくらまし、トーマさん連れてその場から退散した

ーーー

俺達はとりあえず最初に入れられた部屋に戻ってきた

X「ステータス･ゴールドの金庫はVSビークルでは開かないのか…」

「トーマさん怪我とか大丈夫だった？」

青「あぁ…だが、これじゃ普通の金庫もムリだな…」

X「それどころか、快盗チェンジも出来ないね…」

トーマさんのビークルは先程受けた攻撃で壊れてしまったらしい…
ノエルくんはグッディに魁利達を呼ぶ様に頼むと、グッディはすぐに飛んでいった

するとその直後に船内放送が流れる
内容は、5分後に敵と料理対決をするという物だった。もし勝ったら敵のお抱えシェフとなるらしい…
まぁ例え勝ってもそんな気はもちろんないが…

X「トーマくん、君はハルキくんと一緒に勝負に行ってくれ」

青「お前はどうするんだ」

X「その間に…君のVSビークルを直す」

青「…俺の願いがかかった大切な物を…他人に預けるわけにはいかない…」

「と、トーマさん…」

X「他人ね…」

青「そうだ…」

X「仕方ないね…でも、僕は君のこと、他人とは思えなかったけど」

青「？」

X「ほら、料理教室の時、君は「囮として手を抜くわけには行かない」と言った。でも、あの時の君は本当に、真剣に料理と向き合っていた。向き合わずには居られない、プロの料理人の顔だったよ」

確かにトーマさんの表情は囮としてではなく料理と向き合う者としての真剣な顔だった

X「僕も同じだ。今は…快盗だったり警察だったりするけど…コレクションを扱うプロだ…壊れたコレクションを、そのままにしておくなんて出来ない。……この気持ちも、信じてもらえない…？」

ノエルくんはトーマさんに訴えかける様に言う…

「トーマさん…確かにノエルくんは謎が多いしすべてを信じきるのは難しいかもしれないけど…グッディがノエルくんに懐いてるみたいに…俺はコレクションへの気持ちは嘘じゃないと思うんだ…だから」

青「もういい、ハルキ……はぁ、お前と手を組むんじゃなかった…」

そう言うとトーマさんはノエルくんにビークルを手渡した

ーーー

指定された場所に行くと、沢山の食材と調理台がある部屋に先程戦っていたギャングラー3体がいた

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