幻術 ページ11
空の彼方へと消えたハルク様を見ていたらその後すぐに『第1エンジン完全に停止しました』というアナウンスと共に機体が傾き、落下し始めた
「わっ」
ソー「っ気をつけろよ？」
傾いた機体の影響で少し よろけるとソー兄上が僕を支えてくれた
その直後フューリー様からの無線が流れる
ニック『バートンにシステムを破壊された。奴は今、独房エリアに向かってる。誰か行けるか』
その無線の後、ロマノフ様が返事をして居た
「ソー兄上！独房エリアってロキ兄上を逃がす気だ！」
ソー「行くぞレイ！」
そして僕達は独房へ向かった
ーーー
独房エリアに着くと、そこには独房から今まさに出ようとするロキの姿があった
ソー「待て！！」
「ソー兄上ダメだっ！」
ロキ「レイは止まるんだ」
そのロキの姿を見るなりソー兄上は突進して行った
しかしそのロキは幻術によって作られたもので
僕もソー兄上を止めようと走ったが腕をロキにつかまれてしまった
ソー兄上はそのまま独房に入ってしまい
その扉も閉められ、今度はソー兄上が閉じ込められてしまった
ロキ「…何度引っかかれば気が済むんだ。レイは本物の私を間違える事など無いというのに」
ロキは掴んだ僕の腕を引き寄せ僕の腰に腕を回す
「…兄上を出して」
ロキ「そう言われて出すと思うか？レイは賢い子だろう、兄上と違ってな？」
ソー「はぁっ！」
ソー兄上がハンマーでガラスを叩く
しかしヒビが入る程度でびくともしない
それを見てロキはニヤリと笑う
ロキ「ハッ…我らは不死身だと言われているが…試してみるか？」
そう言ってロキが操作パネルに向くと
見張りについていたロキの手下が突然倒れ
そこには大きくて見るからに凄そうな銃を持ったコールソン様が立っていた
フィル「退いてもらおうか」
ロキはコールソン様を見て操作パネルから1歩離れる
「…っ、ダメだ、ロキ動かないでっ！」
フィル「これいいだろ？お前にいいようにやられた後 開発したんだ。威力は未知数、見てみたいか…ゔっ！」
ソー「よせぇぇ！！」
ロキはコールソン様の後ろから杖で心臓を一突きにした
そして操作パネルの前に居た幻術のロキは姿を消す
「コールソン様！誰か、処置の出来る方は！」
僕は無線を飛ばそうとするとまたもロキに阻止され腕を掴まれた
ロキ本体はそのまま辛そうにしているソー兄上を見て笑顔を浮かべながら操作パネルの前へとやってくる
ロキが独房の下を開くと飛行中のため
風が凄い勢いで入ってきた
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零紅@ヌフ(プロフ) - 吹雪(仮)さん» モチベ上がるコメントありがとうございます……！！ (12月16日 22時) (
レス) id: 28db353792 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪(仮) - コメント失礼します！1から全部見させていただきました！とても面白かったです！次のお話が楽しみです！頑張って下さい！ (12月12日 17時) (レス) @page14 id: 94b40afda9 (このIDを非表示/違反報告)
零紅@ヌフ(プロフ) - 雷雅さん» ありがとうございます！気まぐれ更新ですが頑張ります〜！ (2019年4月27日 14時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください！ (2019年4月27日 10時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零紅 | 作成日時：2018年11月13日 21時
