地獄先生ぬ〜べ〜【橙】

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Aside




1時間目が終わって
教室に戻る廊下にて。




・





美樹「今日、Aどうしたの？遅刻なんて珍しいじゃん」





A「あっ、そう。ただの寝坊だよー」




郷子「Aってさ、見かけによらず意外とおっちょこちょいなとこあるもんね」




A「そんなことないからぁー！笑」





法子「あるよ！私もたまに思うもん〜」





・





そんな会話して女子4人で歩いてると


向かいから鵺野先生が歩いてきた




・





・





美樹「うわ、盗人だ。」


郷子「いつになったら教師やめるんだろうね？」


法子「さぁ…それか謹慎処分とかなりそうだけどね、学校にバレたら。」



美樹「うわぁ、こっわあ、」





・





普通に小声じゃなく
いつもどおりの声の大きさで話すから
きっと鵺野先生に聞こえてる




・




あの犯人、鵺野先生じゃないのに。





・





どうやったら

みんな、わかってくれるのかな





・





まず、私が強くならなきゃだよなぁ。







・







鵺野先生は

私と目が合うと

ちょっと困った表情だけど


ニコって笑ってくれた





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・




私は小さく微笑み返した





・







・







誰がなんと言おうと




鵺野先生が好き。

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