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第十四話 ページ15

「ヤケにならずに生きてるんだ!だ だだだから」

虫ケラだって生きている! えぇ……

犯人引いちゃってますけど?

「ね だから爆弾捨てて一緒に仕事探そう」

目に狂気が満ちてる……

「え いや ボクは別にそういうのでは」

「……はい」

「……え?」

スイッチを掴むがまだ犯人の指は釦にある

「没収 済みません?人を巻き込んで置いて逃げようとしてる訳では 無いですよねェ?

序に今釦押したら貴方だけでも全力で助けますので何をしてでも です





死ねると思うなよ……?」


「ゾクッ)なっ……!」

「ゾクッ)……ははっ……何度喰らっても慣れないねぇ」

一瞬力が緩んだのでスイッチを床に投げると爆弾の前で止まった

「まぁ……演技なのは判ってますが(ボソッ)」

「………えっ?」

ドゴッ

「やっぱワンピースの方が動き易いですね」

「なっ……何者だあの小娘……」

「小娘 小娘云われてますけど一応二十二ですよ……」

「「えぇっ!?」」

「へな)……ぶっ!!」

ピッ

「「ピッ……?」」

「あ」

「「「あ」」」

ピッ

「あああああああああああああああああッ!??

爆弾!爆弾!あと五秒!?」

「治ッ!!」

人質を治の方に押し

「うわっ!?」

爆弾に向かう

「なっ」

ははっ………あれ?私何やってんだろ

横を見れば同じ様にして爆弾を抱えている敦君の姿

「莫迦!」

ピッ

ピッ



……………???

目を開ければ治と国木田さんと犯人役の人の姿

「やれやれ……莫迦とは思っていたけどこれほどとは

自'殺に目覚めたのかい?」

「治を窓から投げ捨てたい衝動に刈られるんだけど 従おうかな」

「私痛いの嫌い」

「贅沢云うな」

「へ?…………え?」

「ああーん兄様ぁ!大丈夫でしたかぁぁ!?」

ゴキッ

「痛だっ!?」

「今してはいけない音がした様な……」

「いい痛い痛いよナオミ折れる折れるって云うか折れたァ!ギャ――」

「……………へ?」

「うわっ」

「小僧……小娘

怨むなら太宰を恨め若しくは仕事斡旋人の選定を見間違えた己を恨め」

………ん?何か勘違いされてる?

「そう云うことだよ敦君 マキナちゃん

つまりこれは一種の___________入社試験だね」

「入社…………試験?」







_________________「その通りだ」

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作者名:黒帽子 | 作成日時:2017年9月12日 19時

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