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ーsha視点ー
_____
「こういうかんけー、やで？」
そう挑発するように言って確信する。
驚いた拍子に、目を見開いたソイツ。
たまたま見えた眼鏡の奥の【形容し難いナニカ】がドロドロと渦巻いてたのが見えた。
Aはまだ気付いてなさそうやけど、コイツも多分【コッチ側】や。当の本人も普通の人間だと思って生きとるパターン。タチが悪い。
やけどAへの気持ちはまだ【関心】やからそこまで危険やないやろ。
そう判断し、照れた顔をしてるんだろうなと予想していたAの顔を見て、今度はこっちが目を見開く番だった。
『…』
そこには自然な笑顔を貼り付けたままのAが居た。数秒前、チーノとかいう奴に貼り付けたままの、その笑顔のままのAが。
「っ、A、？」
__「Aはもう既に壊れとるんや。やからこれ以上、修復不可能になる程にAに傷を付けないで欲しいねん。」
そんな言葉が瞬時に脳内で反芻する
_俺がこの世界に生まれ落ちた時、ロボロと話して一番最初に聞いた言葉やった。
ci「…先輩？」
『チーノくん、だっけ？
違うからね。キミが思ってる様な関係じゃないよ』
Aはそう言ってまた何事もなかったかの様に笑顔でソイツに微笑みかけた後、そろそろ行くね。と言って屋上から去って行ってしまった。
俺はというと、置いて行かれたことにも気が付かず、そのまま暫く呆けていた。
ci「…聞いてた通り、あの人オモロいんですね」
すぐそばでそんな声が聞こえて睨みつける。胡散臭い笑みは俺に向けられていた。
「次Aに関わったら殺すで」
ci「んふ！！怖いなぁ。もしかしてそっちが本性ですか？いつまでもそんな純粋無垢なフリしててもいつか化けの皮剥がれますよぉ」
舌打ちをした後、急いでAを追いかけて階段を下りる。今更、ロボロが必死になってAの役割を破棄させようとしてる理由を理解した。
本人は自分のことを
だったら。
例え、本人が望んでなくても。
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期待瀬名(プロフ) - ツナ缶さん» ！？文字化け気付いてくださった方がいらっしゃる…！！ひぇん嬉しいです〜！！ありがとうございます！ (10月1日 0時) (
レス) id: 65371bf8e6 (このIDを非表示/違反報告)
期待瀬名(プロフ) - おにぎりさん» 何度も噛み締めて読みました……ありがとうございます…！そう褒めて頂けると頑張った甲斐があります！！読んでくださった上に感想まで頂けて嬉し過ぎましたありがとうございます、！ (10月1日 0時) (レス) id: 65371bf8e6 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶 - 文字化けを治すことができると聞いて試しにやってみたらすっごい鳥肌立ちました！ありがとうございます！ (9月29日 14時) (レス) @page2 id: 494df42b33 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - コメント失礼します。こんなにも素敵な作品に巡り合わせてくれた貴方様に感謝を。ありがとうございます。とても面白かったです。続き、楽しみにしています (8月16日 8時) (レス) @page15 id: c6065bae9a (このIDを非表示/違反報告)
期待瀬名(プロフ) - まるさん» 頑張って綴ったのでめちゃくちゃ嬉しくて泣いちゃいました…！！ありがとうございます！頑張ります！！！ (6月24日 23時) (レス) id: 65371bf8e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：気体瀬名 | 作成日時：2023年2月3日 1時
