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ーA視点ー
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「Aちゃん、相変わらず魔法少女の時と通常の時のギャップ凄いね、そんなんじゃ初見で誰も分からないよ」
『お互い様でしょ。第一、魔法少女は魔法少女として人間の記憶に残らないんだから、そもそも誰も分からないよ』
「ふふっ、それもそうだね」
こんな呑気な会話の中、周りを見渡してみれば、我先にと互いを蹴落としあって生き延びようとしているクラスメイトたちが、地獄のような醜い惨状の中で藻搔いていた
？「本当に醜いな。人間というものは。お前もそう思うだろう？」
「「「莠ｺ髢薙?豎壹＞縲る?縺??ょヵ縺溘■縺ｯ逕溘∪繧後◆縺上↑縺九▲縺」」」
『…？』
その後妙に落ち着いた低い声と、奇妙な音が近くから聞こえて再び周りを見渡すも文字通り【生きることに必死】な人達が居るだけで何もなかった。
「なに？どうしたの？」
『…さっき、なにか言った？』
「…何も言ってないと思う、けど」
『…そっか』
「…きっと疲れてるんだよ。今は【アレ】に集中しよ？私達2人なら大丈夫。さっさと倒しちゃおうか」
彼女は目を泳がせ、分かりやすく話題を転換した。どういうことなのかさっぱり分からないが、彼女の言う通り今は【穢物】を倒すべきだと考えたその時、
「……ぁ……あれ、何処いった？」
『え？』
隣から絶望に近い声が聞こえて、冷たい汗が首筋をつう、と流れた。
「さっきまで、あそこにいたのに」
『…！！』
「「「閨槭％縺医※繧九ｓ縺ｧ縺励ｇ縲ょ勧縺代ｍ繧医?ょヵ驕斐ｒ」」」
『…っ！！！下だ！！！！！！！』
「え？」
その奇妙な音は、さっき聞いた時よりも近く、私たちの足元から聴こえた。
咄嗟にその場から離れると、自分の先程までいた場所に、人間の身長なんて遥かに越えるくらい長い【針】が天井に向かって伸びていくのが見えた。
『！！！！』
__そして、一瞬の静寂の後、耳を切り裂く、彼女の悲鳴が聞こえた。
『…あ、ぁ、ぁぁあ、』
中心で赤い液体を流して串刺しになっているのが先程まで喋っていた【彼女】だという事を瞬時に理解し、絶望、という文字が頭一杯を埋め尽くす。
無情にも針は床へと沈んでいき、仲間のお腹に空いた大きな穴から針がゆっくりと抜かれた。見えた【彼女の中身】に吐き気を催してしまいそうになるも、穢物が再び姿を現したこと為、なんとかその気持ちを切り替えようとした、のに。
▷【魔物】 初級レベル 討伐不可能
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期待瀬名(プロフ) - ツナ缶さん» ！？文字化け気付いてくださった方がいらっしゃる…！！ひぇん嬉しいです〜！！ありがとうございます！ (10月1日 0時) (
レス) id: 65371bf8e6 (このIDを非表示/違反報告)
期待瀬名(プロフ) - おにぎりさん» 何度も噛み締めて読みました……ありがとうございます…！そう褒めて頂けると頑張った甲斐があります！！読んでくださった上に感想まで頂けて嬉し過ぎましたありがとうございます、！ (10月1日 0時) (レス) id: 65371bf8e6 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶 - 文字化けを治すことができると聞いて試しにやってみたらすっごい鳥肌立ちました！ありがとうございます！ (9月29日 14時) (レス) @page2 id: 494df42b33 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - コメント失礼します。こんなにも素敵な作品に巡り合わせてくれた貴方様に感謝を。ありがとうございます。とても面白かったです。続き、楽しみにしています (8月16日 8時) (レス) @page15 id: c6065bae9a (このIDを非表示/違反報告)
期待瀬名(プロフ) - まるさん» 頑張って綴ったのでめちゃくちゃ嬉しくて泣いちゃいました…！！ありがとうございます！頑張ります！！！ (6月24日 23時) (レス) id: 65371bf8e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：気体瀬名 | 作成日時：2023年2月3日 1時
