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この温もりに名残惜しさを感じつつ、冷たい床にもう一度足を着けた
白いマグカップに粉末を入れ、お湯を注げば
湯気と共にココアの甘い匂いが立ち込める
『ココア出来たよ』
そう言うと毛布にくるまったままベッドサイドに座る彼女
小動物みたいで可愛い
一口啜ると小さくため息をこぼして"甘いね"と微笑んだ
『一口ちょうだい』
「はい」
目の前に差し出されたカップ
けれどそれは受け取らずにキスをした
目をぱちくりさせてこちらを見る彼女
驚いた顔も可愛いな
なんて呑気なことを考える
『ほんとだ、甘いね』
"もう"と頬を赤くする
照れ隠しにそっぽを向いているが耳まで赤いから意味は無い
「今日はどこに行こっか」
もう一口啜ると時計を見ながら呟く
『新しく出来た水族館行きたがってなかったっけ？』
「うん！行ってみたい！」
『じゃあそこ行こっか』
すっかり体も温まり"楽しみだね！"と言って準備を始める彼女
2人で色んな所へ出掛けるのもいいけど、のんびりゆっくりとした朝の時間も結構好きだったりする
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みぺ - スカイの独占欲ドキドキです！！！ (2021年7月4日 0時) (
レス) id: 58efb808d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぃ汰 | 作成日時：2021年2月12日 0時
