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鶴房)「てかここで何してるんすか？」
『瑠姫くんに報告しに来たんだけど部屋わかんなくって』
鶴房)「あー、だったら案内しますよ」
"部屋戻るついでなんで"と言って歩き出す汐恩くんの後ろを追った
鶴房)「1ヶ月何してたんすか？」
『仕事の引き継ぎとか諸々。結構忙しかったんだから』
鶴房)「キッパリ辞めてきたんすね」
『そう！退路は絶ってきました』
鶴房)「すげーなー」
『両立出来るほど器用じゃないだけ』
鶴房)「だとしても辞める勇気って相当必要っすよ」
『窮地に追いやらないと出来ないタイプなの』
鶴房)「これで本当にやばかった時どうするんすか？w」
『看護師は引く手数多なんで』
鶴房)「それ辞めた意味あるんすか？」
『気持ちの問題よ』
そうこう話しているうちに瑠姫くんと汐恩くんの部屋の分かれ道まできたらしい
鶴房)「瑠姫くんの部屋ここの階の1番奥です」
『そこまでは着いてきてくれないんだー』
鶴房)「もうすぐそこっすよ？w」
"ケチだなー"と言うと"しゃーないなー"とぼやきながら着いてきてくれた
部屋までは本当にすぐで正直まだ心の準備ができていない
鶴房)「ここっすよ」
『うん』
鶴房)「インターホン押さないんすか？」
『まだ心の準備が必要！』
そんな私を後目に勝手にインターホンを押した
『え、ちょっ！』
白岩)「はーい」
鶴房)「あ、瑠姫くん。Aさんが話したいことあるみたいっすよ」
白岩)「え、A!?」
ちょっと待ってと中から騒がしい音が聞こえる
『勝手に押さないでよ！』
鶴房)「俺が押さなかったらずっと押さなかったやろ？」
『う"...』
しばらくして開いたドアからは久しぶりに見る瑠姫くんの姿があった
白岩)「...久しぶり」
『あ、久しぶり』
やっぱり気まずい
鶴房)「じゃあ俺帰るんで」
『え、もう？』
鶴房)「もうって俺連れてきただけやしw」
既に気まずいと言うのに2人きりになったらどうなってしまうんだ
話せる気がしない
鶴房)「...ｯﾌ、さっさと仲直りしてくださいよ」
そう言うと私の頭をわしゃわしゃと撫で、歩いて行ってしまった
髪の毛ぐちゃぐちゃだ
白岩)「とりあえず...上がる？」
『あ、うん』
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りぃ汰(プロフ) - chocolateさん» ありがとうございます！更新頻度をあげられるよう頑張ります！！ (2020年8月5日 2時) (
レス) id: 9f9deffc7a (このIDを非表示/違反報告)
chocolate(プロフ) - 面白かったです！続編も楽しみに待ってます♪これからも応援してます！ (2020年8月3日 12時) (レス) id: 82c84cbbdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぃ汰 | 作成日時：2020年5月20日 5時
