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JNside ページ48

玄関のドアを開けた時にリビングから聞こえた会話の内容に思わず喜びに似た感情が生まれた


それを隠すように焦った表情をAに向けて顔を見合わせる


リビングを開けると会話の内容は予想通りだった


どうやらグクは帰ってきてないらしい


ってことは、、キスしてるの見えたんだね(笑)


心配してる顔を作りながらメンバー達が慌てる姿を見ているとAが、スマホを慌ただしくバックから出そうとしてるのが見えた



「っ、A」


Aがグクの所に行っちゃう気がして思わず電話をかけようとする手を掴んだ


『え、、、?』


わけがわからないとでも言うような顔を向けるA


Aに、思っている事が伝わらないイラつきと怒りで自分の顔が歪んだ気がした


「…ない…。……て。」


イライラしすぎて震える体を落ち着かせながら声を振り絞った


『…え?』


キョトンと、聞き返してくる


「しないでよ。電話なんて。」


今度はハッキリ言えた


メンバー達は騒いでるから多分みんなには聞こえてない


Aの困った顔を見て我に返った


こんなことでイライラするなんて、こんなに強く女の子の手を掴むなんて…、。


まるで自分じゃないみたいだった


どうしたらいいか迷っていると


(TH)「A、もう寝な?肌に悪いよ」


テヒョナが話を変えてくれた


少し間が空いてからか『そうだね、お風呂入ったら寝る』とだけ言ってお風呂場へとてとてと歩いてく後ろ姿に力が抜けてソファに座る


スマホを持って行ってないし電話は出来ない


それに宿舎からも出れない


Aが取られる心配はない


心の中でそう繰り返して言い聞かせた


やっと落ち着いて、ため息をついた


今までのやり取りを見られてたなんて思いもしなかった

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non - 作者です。ありがとうございます!嬉しいです! (2018年10月26日 20時) (レス) id: 18be18096a (このIDを非表示/違反報告)
army - 続きがめっちゃ気になります!とても面白いです!更新頑張ってください!!ファイティン! (2018年10月20日 22時) (レス) id: d8622f0094 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:non | 作成日時:2018年9月27日 18時

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