第1話 ページ3
ジオウとの戦いの後、オーロラカーテンに姿を消した仮面ライダーディケイドこと門矢士はある事態に直面していた。
?「どうか仮面ライダーである貴方が審神者になって刀剣男士達を率いて時間遡行軍と戦ってくれませんか?」
と狐が嘆願すると、
士「なるほど大体分かった。その審神者とやらになってやろう。ごんぎつね。」
こ「ありがとうございます!後、私の名前はごんぎつねではなくこんのすけでございます!」
士「それで、まず何をしたらいい?」
士がそう言うとこんのすけは五振りの打刀を召喚した。
こ「この中から一振りお選び下さい。」
士は刀身や拵などを見て判断しているが士の服装のせいかヤ○ザに見える。
士「なら、これにしよう。」
と、手に取ったのは新撰組の沖田総司が使っていた刀・加州清光である。
こ「ではその刀に霊力を込めて下さい。」
士が霊力を込めると刀が光出し、
?「あー。川の下の子です。加州清光。扱いづらいけど、性能はいい感じってね」
と出てきたのは赤いマフラーを巻き、黒いコートを着た男士・加州清光が顕現された。
士「お前が俺の初期刀か。俺は門矢士。通りすがりの仮面ライダーで今から審神者になる。ま、俺が言うのもアレだがお互い仲良くしよう。」
加州は士の手を握り、
清「うん!ところで主。仮面…らいだーって何?」
加州がそう聞くと士は、
士「こんな事を言うのも恥ずかしいが、簡単に言えば悪い連中からこの世界を守る正義の味方といったところだ。」
清「ふーん。まぁ、大体分かったかな。」
「早く本丸へ行こっ」と言い本丸へ向かう加州を見ている士にこんのすけが「審神者様…?」と声をかけると、
士「…………あいつ、俺の台詞を使っていったな。」
と、士はぼやいていた。
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作者名:トモッキー | 作成日時:2019年1月14日 14時