もしもＪｒ.と、 (ページ35)

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ラウール・恋人【リク】ページ35

SIDE︰ラウール

ラウ「Aちゃん〜」

A「あっ、ラウくん〜」

SHRが終わって少しすると、みんな部活とか帰ったりで人がほとんど居なくなる。
それを見計らって、隣のクラスに行けば1人で教室に残ってたAちゃん。人がいないから甘えたくなって、思い切って後ろから抱きついてみる。

A「わっ、びっくりした笑」

ラウ「へへ、ねぇ今日部活ないんだ」

A「じゃあ一緒に帰れる？」

ラウ「うんっ」

A「ふふ、やったぁ」

そうやって俺を見上げながら腕の中で嬉しそうに微笑むのがすっごい可愛い。

ラウ「あっ、今日小テスト満点だった！クラスで俺だけだって、すごいでしょ〜」

A「数学の？あれすっごい難しくて私全然解けなかったのに…ラウくんすごい！」

ラウ「ふふっ」

A「やっぱ数学得意なんだなぁ、かっこいい」

ラウ「ほんと？」

A「うん」

今度はちょっと照れながら褒めてくれる。ほんと可愛い。大好きな俺の彼女。

ラウ「ね、ご褒美ちょうだい」

A「ご褒美？じゃあ、、ジュース奢ってあげよっか？」

ラウ「んーん、こっちがいい」

A「え？」

抱きしめてた手を離して、Aちゃんと向かい合わせになる。
きょとんとした顔のAちゃんの首に手を添えて、顔を近づける。

A「っ///」

顔を離せば、これ以上ないくらい真っ赤になってる。

ラウ「ふふっ、ご褒美、ありがと」

そう笑ってみせると、俺の胸にぎゅっと抱きつき顔をうずめる。

A「ばか、、」

恥ずかしそうに言うのが可愛くて、思わずぎゅっと抱きしめかえす。

ラウ「ほんと可愛い〜」

A「可愛くないもん、」

ラウ「可愛いよ？俺の自慢の彼女だもん」

A「…私も、ラウくんは自慢の、彼氏、だよ…//」

ラウ「嬉しい」

そう言って頭を撫でると、嬉し恥ずかしそうにくすくすと笑ってる。

ラウ「帰ろ？」

A「うん」

まだ耳が赤いままのAちゃんと手を繋いで教室を出る。
帰りはカフェにでもよって、まだ一緒にいたいな。

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