もしもＪｒ.と、

佐野晶哉・後輩 ページ24

SIDE︰A

佐野「せーんぱいっ」

A「おっ、晶哉くんおはよー。」

佐野「おはようございます。」


学校の登校中、偶然先輩を見つけて声をかけた。
方向一緒やからたまに行きとか帰り一緒になるんよな。
今日はいつもと時間違うから会えるなんて思ってなかった分、嬉しくなる。


佐野「先輩今日早いんですね。」

A「うん、宿題学校に置き忘れちゃったから(笑)」

佐野「前にもそんなことありませんでしたっけ？(笑)ちょいちょい抜けてるとこありますよね(笑)」

A「うるさいなぁ、」

佐野「ふふ、でもそういうとこ可愛いです。」

A「ありがと。」


俺が褒めてみても先輩は動じなくて、ちょっと悔しい、。


A「あ、そういえば晶哉くん、また告白されたんだって？」

佐野「なんで知ってるんですか？」

A「友達から聞いた、呼び出されるところ見たんだってー。付き合ったの？」

佐野「、お断りしました。」

A「えー、晶哉くんってモテるのに誰とも付き合わないよね。」

佐野「俺好きな人いるんですもん、」

A「そうなのっ？誰？」

佐野「教えませーん、」


今隣にいる人ですとか言えたら、かっこいいんやろうなぁ。でも、先輩が俺のことなんとも思ってないことなんて知ってるし、。


佐野「、ってかそういう先輩はいるんですか？好きな人。」

A「私？いないかなー、」

佐野「そうですか、」


ほらやっぱり、、。年下の俺なんてどうせ対象外なんやろ？


A(あ〜あ、嘘ついちゃった…。ちゃんと言えたらいいのにな、好きな人は晶哉くんだよ。って、)

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