もしもＪｒ.と、

道枝駿佑・恋人【リク】 ページ20

sakihamu87さんからのリクエストを書かせていただきました。

SIDE︰A


A「もういい、駿佑なんて知らないっ！」

道枝「は？、俺悪ないやん。」

A「そっちのせいじゃんか、もうイライラする。話しかけないで、」


2日前にそう言って、恋人の駿佑と喧嘩しちゃった…。
きっかけはささいなことなんだけど、最近上手くいかないことが多くて、イライラしてつい駿佑にぶつけてしまった。悪いのは私の方なのに…。


A「はぁ〜…どうすればいいんだろ。」

長尾「どうしたん、そんな暗い顔して。まだ仲直りしてへんの？」

A「うん、」


ため息をついた私を見かねて、クラスメイトの謙杜くんが声をかけてくれた。
駿佑と謙杜くんが仲良いのもあってよく3人で帰ったりもする。


長尾「2人って似てんな、」

A「え？」

長尾「駿佑も落ち込んでる。Aちゃんのこと怒らせちゃって、どうしようって」

A「そうなの？」

長尾「うん。」


駿佑に迷惑かけちゃってる…ちゃんと謝らないとな。


長尾「俺、仲良くイチャついてる2人の方が好きやで。早く仲直り出来るとええな。」

A「うん、、今日ちゃんと話してみる。」

長尾「そっか、応援してる(笑)」

A「ありがと、頑張るから。」

長尾「ん、じゃあ俺今日は帰るな。」

A「わかった、じゃあね」

長尾「ばいばーい」


謙杜くんが帰ったあと、駿佑が廊下を通るのが見えた 。


A「あっ、駿佑！」

道枝「A、」


名前を呼ぶと、立ち止まってこっちを向いてくれた。


A「あの、さ、、話したいことある、」

道枝「うん、」


誰もいなかった自分のクラスの教室に入ると、駿佑は荷物を近くに置いた。
中々話出せなくて、少しの沈黙が流れる。


A「えっと、、この前私…っ！」


私が言い出した直後、いきなり駿佑に抱きしめられた。

２→←２

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